ドットーレ・しょうこのドキドキラジオEX
前回の最後に東海ラジオ「ドットーレ・しょうこのドキドキラジオEX」での天地真理さん特集の紹介をしました。はじめ日を間違えていて失礼しました。後で訂正しましたが、気が付かず、番組を聴けなかったという方もおられるかもしれません。また東海ラジオは入らないので聴けなかったという方もおられるかもしれません。実は私も録音ソフトの設定の失敗で録音できなかったのですが、幸いラジコのタイムフリーで聴くことができました。そして「聴けて良かった」とつくづく思いましたので、聴けなかった方のために録音を公開します。
私の感想は後にして、ともかく聴いてみてください。(なお、私のパソコンの不調とそれに伴う編集の結果、ところどころ音飛びがありますのでご承知ください)
いかがでしたか。私と同じように「聴けて良かった」と思われたのではないでしょうか。
みなさんには笑われるかもしれませんが、私は鈴木祥子さんという人を知りませんでした。調べてみるとシンガーソングライターとしてかなりの実績のある方なのですね。小泉今日子さんなど多くの方に楽曲を提供もしておられて、ミュージシャンたちからも高い評価を得ておられるようです。ただあまりマスコミに登場するような人ではなかったようですから、私と同じように「知らなかった」という人もおられるでしょう。
しかしこの録音を最初に聴いたとき、私はそういう知識を持っていませんでしたが、この人は確かな音楽性を持った人だと思いました。天地真理さんについてのこの人の解説が実に的確で納得のいくものだったからです。
この動画では私が特に注目してほしいと思った部分に字幕を付けましたので参考になればと思いますが、まず、音楽性の高さを評価され、こんな人はほかにいない、「スーパーな方」だと表現されています。
またアイドルとしての特性に触れて「わけがわからない可愛さ」「バックグラウンドがわからない」「どこから来たのかもわからない」と言われていますが、これは私が<天地真理の抽象性>という言葉で考えていたことと通じていると思うのですが、詳しく書くと長くなりますので、また機会をあらためて触れられればと思います。ともかく現実を超越した魅力があったということですね。
それから森田公一さんの曲の特徴を「ドリーミーでほがらか、切なさがあって希望にあふれた」と語っておられますが、それはまさに天地真理さんの<うた>の特徴そのものですね。そしてそれこそ「私たちが今思い出さなけれないけない」のだとも言われています。
「ひとりじゃないの」をご自分で歌われていますが、この曲についても「切なさが水滴のように広がっていく」と決して元気で楽しいだけでない微妙な表情をとらえておられますね。
そして最後に、天地真理さんの評価の現状に対し「抗議したい」「再評価を望んでやまない」ときっぱりとおっしゃってます。天地真理さんの<うた>にはもちろん時代性はあるが、同時に普遍的なものがあり、「今の時代でも人の心を照らしてくれる光のようなものは全然失われていない」、その意味で「特別な、貴重な、ほかにいない存在」と締めくくられています。
30分番組ですから、かかった曲は少なかったですが、オンステージ版の「水色の恋」を取り上げられたのはさすがですね。この名唱を聴くだけでも、多くの方の天地真理像は覆ったのではないでしょうか。そして、何より鈴木祥子さんの解説が素晴らしかったです。天地真理さんへのこのような高評価はネットではかなり見られるようになってきましたし、雑誌などでもその機会は増えてきました。しかし、テレビほどではないにしても<マスコミ>である中波ラジオで、これだけの評価はなかなか放送されることはありませんでした。その意味で、深夜30分番組とはいえ本当にうれしいことでした。鈴木祥子さんに心から感謝したいと思います。
※この番組の中ではいくつか事実を間違えているところがあります。誤解のないようにひとつだけあげておきますが、「想い出のセレナーデ」は天地真理さんが売り上げ34万枚、オリコン最高4位、浜田朱里さんが売り上げ4.3万枚、オリコン最高51位です。
アーカイブ(過去記事)へ
ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ
コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。
私の感想は後にして、ともかく聴いてみてください。(なお、私のパソコンの不調とそれに伴う編集の結果、ところどころ音飛びがありますのでご承知ください)
いかがでしたか。私と同じように「聴けて良かった」と思われたのではないでしょうか。
みなさんには笑われるかもしれませんが、私は鈴木祥子さんという人を知りませんでした。調べてみるとシンガーソングライターとしてかなりの実績のある方なのですね。小泉今日子さんなど多くの方に楽曲を提供もしておられて、ミュージシャンたちからも高い評価を得ておられるようです。ただあまりマスコミに登場するような人ではなかったようですから、私と同じように「知らなかった」という人もおられるでしょう。
しかしこの録音を最初に聴いたとき、私はそういう知識を持っていませんでしたが、この人は確かな音楽性を持った人だと思いました。天地真理さんについてのこの人の解説が実に的確で納得のいくものだったからです。
この動画では私が特に注目してほしいと思った部分に字幕を付けましたので参考になればと思いますが、まず、音楽性の高さを評価され、こんな人はほかにいない、「スーパーな方」だと表現されています。
またアイドルとしての特性に触れて「わけがわからない可愛さ」「バックグラウンドがわからない」「どこから来たのかもわからない」と言われていますが、これは私が<天地真理の抽象性>という言葉で考えていたことと通じていると思うのですが、詳しく書くと長くなりますので、また機会をあらためて触れられればと思います。ともかく現実を超越した魅力があったということですね。
それから森田公一さんの曲の特徴を「ドリーミーでほがらか、切なさがあって希望にあふれた」と語っておられますが、それはまさに天地真理さんの<うた>の特徴そのものですね。そしてそれこそ「私たちが今思い出さなけれないけない」のだとも言われています。
「ひとりじゃないの」をご自分で歌われていますが、この曲についても「切なさが水滴のように広がっていく」と決して元気で楽しいだけでない微妙な表情をとらえておられますね。
そして最後に、天地真理さんの評価の現状に対し「抗議したい」「再評価を望んでやまない」ときっぱりとおっしゃってます。天地真理さんの<うた>にはもちろん時代性はあるが、同時に普遍的なものがあり、「今の時代でも人の心を照らしてくれる光のようなものは全然失われていない」、その意味で「特別な、貴重な、ほかにいない存在」と締めくくられています。
30分番組ですから、かかった曲は少なかったですが、オンステージ版の「水色の恋」を取り上げられたのはさすがですね。この名唱を聴くだけでも、多くの方の天地真理像は覆ったのではないでしょうか。そして、何より鈴木祥子さんの解説が素晴らしかったです。天地真理さんへのこのような高評価はネットではかなり見られるようになってきましたし、雑誌などでもその機会は増えてきました。しかし、テレビほどではないにしても<マスコミ>である中波ラジオで、これだけの評価はなかなか放送されることはありませんでした。その意味で、深夜30分番組とはいえ本当にうれしいことでした。鈴木祥子さんに心から感謝したいと思います。
※この番組の中ではいくつか事実を間違えているところがあります。誤解のないようにひとつだけあげておきますが、「想い出のセレナーデ」は天地真理さんが売り上げ34万枚、オリコン最高4位、浜田朱里さんが売り上げ4.3万枚、オリコン最高51位です。
アーカイブ(過去記事)へ
ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ
コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。