FC2ブログ

A I 天地真理

皆さんは9月29日に放送されたNHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」をご覧になったでしょうか?
AIで美空ひばりの歌を学習させ新曲を本人が歌っているように歌わせようという企画です。放送に先立って朝日新聞が詳しい記事を載せていましたので拡大してご覧ください。
AIひばり記事補正小

私は元々美空ひばりさんには興味がないのですが、この記事を読んでその新曲を聴いてみたいと思いました。というのは、この技術を使えば「A I 天地真理 」も可能なのではないか、と思ったからです。もちろん真理さんはお元気ですが、これなら全盛期の声で新曲や歌ってほしかった曲のカバーを聴くことができるのではないか、と思ったからです。
では実際どの程度に美空ひばりさんの歌唱が再現できたのでしょうか、次の動画をご覧ください。



いかがだったでしょうか?映像の方はもう一つでしたが、うたは予想以上のできでした。事情を知らないで聴いたら本人のうただと思ってしまう人が多いのではないでしょうか。もちろんよく聴くとひばりさんに比べてちょっとスマートすぎるとか、違いはありますが、一応許容範囲ではないかと思います。
ただ朝日の記事でも指摘されているように、こういう試みには倫理的問題もありますね。美空ひばりさんは亡くなっているのですから、断りもなしに勝手にこういうものをつくっていいのか、と言った問題です。まして真理さんは今もお元気なのですから、なおさら難しい問題だと思います。
しかし、それでも「A I 天地真理」を聴いてみたいという抑えがたい想いもあります。

※映画「めまい」の真理さん出演部分がさくら貝掲示板で見られます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真理さんとは関係ありませんが、私の趣味でもう一つの話題です。
ソプラノ歌手佐藤しのぶさんが亡くなられました。
佐藤しのぶさんを初めて知った時の衝撃はわすれられません。深々とした美しい声、スケールが大きく豊かな表現力、そして華やかで堂々とした舞台姿を兼ね備え、まさに日本のオペラ界が100年待ち望んだプリマドンナでした。
61歳あまりにも若く信じられませんが、ご冥福をお祈りします。



※訃報をもう一つ。
イラストレーターの和田誠さんが亡くなられました。洗練されていながらあたたかくほのぼのとする作風でした。真理さんのイラストも素敵ですね。
和田誠サンケイ表紙

〈次回更新は11月5日になります〉
※パソコンを移動するためしばらく使えません。コメントの返信も遅れるかもしれませんのでご承知ください。

   アーカイブ(過去記事)へ 
     ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ

コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。

コメントの投稿

非公開コメント

「AI天地真理」

ひこうき雲 さん

いやあ驚きました!ひこうき雲さんが私と全く同じことを考えられていたなんて、「AI天地真理」は今だから出来るまさに天地創造ですね、わたしは最初のころ天地真理さんのようなハスキーでファルセットの上手な歌手が出てきて新曲はもちろん真理ちゃんの曲をカバーしていただければいいなあと考えていました、それが今回の番組を見てAIを駆使すれば天地真理の新曲を聴くことが可能なんだ!とテレビの前でガッツポーズを出してしまいました、もちろん家族には知られないような小さいガッツポーズです。

ただこれにはいろいろクリアしなければいけないことが多々あると思います、新聞の記事にもありましたがまず対価を得られるルール作りが大切ですね、これだけのプログラムを組むにはかなりの費用が必要です、それだけ投資して営業的に成立するのかギャランティーの分配はどうするのか、第一に天地真理さんがAIの新曲を承諾するのかが一番の問題ですね。

しかしコンピューター技術の飛躍的な進歩で夢のようなことが現実になるんですね、「AI天地真理」わたしは実現してほしいと思っております。

「AIでよみがえる美空ひばり」という番組でパンドラの箱が開いてしまいましたね。

Re: 「AI天地真理」

Continueさん
コメントありがとうございます。

あの番組を見て同じことを考えた人は多かったのではないでしょうか。
もちろん一番うれしいのは、真理さん自身がかつてのように自在に歌ってくれることです。声自体は若い頃と同じでなくてもいいのです。真理さんらしいうたであれば十分なのです。
しかしそれがむずかしいなら、ということで「AI天地真理」を考えました。
ただ実際にはContinueさんが挙げられているようなさまざまなハードルがありますね。
そして、何といっても「AI天地真理」は”偽物”なのですから、そういうものを作っていいのだろうかという根本的な問題がありますね。どう考えたらよいか、本当にむずかしいです。
AIが発達すると、こういう人格に関わる問題がもっともっと出てきそうですね。

No title

面白い話題ですね。
私も番組は見ました。

映像無しで歌声だけでもAIで、いろんな曲のカバーでもいいので
CDを出してくれたら最高ですね。
新しい歌を聴いてみたいですね。

有名歌手に似た歌い方でCDを出されている方がおられるくらいで
すから、天地真理ぽい歌声レベル(AI)なら大丈夫なのではないか
と思います。

Re: No title

loco さん
コメントありがとうございます。

実は前から、録音された真理さんの声を分析してその声で楽譜を歌うソフトはできないものかと考えていたのですが、ついにそれが現実になってきたのですね。
ただ実現可能になると本文にも書いたように新たな問題もできてきます。
それでも、その技術についてもっと知りたいと思うのは、
> 新しい歌を聴いてみたいですね。
という思いからです。

ボーカロイド

私も真理さんの声をYAMAHAの「ボーカロイド」で甦らせる夢を見ていました。

この美空ひばりさんも「ボーカロイド」により作成されているようですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/VOCALOID
実現のためには、さらなる技術進歩と経済的なアプローチが必要でしょうね。
たとえばファンクラブによりこの技術を使って真理さんの新しい楽曲のCDを発売する事は出来ないかと思います。ペイするハードルが高いとは思いますが・・

一方で真理さんの歌唱はAIにとって難しい歌声ではないでしょうか?
真理さんは多彩な歌声と、観客とのコミュニケーションで歌のニュアンスが変化する「天才的」な方ですので。それがまた魅力なのですが。

あるいは残されているコンサートの録音をデータに加えて、これを再現することの方がハードルは低いかもしれません。布施明さん作曲の「かもめ」を高音質で聴いてみたいです。

真理さんの歌声がたまらなく好きなファンとして、AIによる歌声の実現を夢見ています。

Re: ボーカロイド

HardTopさん
コメントありがとうございます。

たしかに天地真理さんのうたを再現するのはかなり難しいのかもしれません。声だけなら何とかなるのかもしれませんが、表現になると簡単ではありませんね。カバーなどを聴くと、予想外の表現になることがよくあります。たとえば「サルビアの花」をあんなふうに歌うとは予想できませんでした。オリジナルの場合でも、この次はこう歌うんじゃないかと思っていると、全然違っているとことはよくあります。そういうところをAIで再現できるのでしょうか?できたらすごいと思いますが。

アーティスト印税

ひこうき雲 さん

みなさんAI天地真理を好意的に受け止めていらっしゃるようですね。

カバー曲をアレンジして歌うことは確かにありますね、AIがそこまで忠実に再現できるかどうかよくわかりませんが天地真理さんはまだお元気でいらっしゃるのだからAIで再現した新曲を天地真理さん自身がプログラマーと打ち合わせすることは可能です、本人がそこで納得すればAI天地真理はもう天地真理だと思います、おそらく美空ひばりさんがご存命でAIの曲を聴くと「ここは違うんじゃない?」とダメだしするかもしれません。

問題は印税じゃないかな、アーティスト印税(歌唱印税)は新人で1%ベテランでも3%にすぎません作詞作曲すると著作権使用料でアーティスト印税の6倍の6%が音楽出版社と作詞家及び作曲家に入ります、今のままではAI天地真理の CDが売れても天地真理さんには大した印税は入りません、天地真理でなければ成り立たない曲なわけだからアーティスト印税をもう少し高くするか新たな印税制度を設ける必要があるのではないかな?例えば声紋印税とか。

Re: アーティスト印税

Continueさん
コメントありがとうございます。

印税というのは全く考えませんでした。私は印税の仕組みについてよく知りませんが、歌手の取り分は本当に少ないんですよね。「歌手は興行で稼ぐから」という話を読んだ覚えがありますが、はるか昔の芸能界の実態に合わせているという感じですね。
それはともかく、AI○○の印税となると誰がもらうことになるのでしょうか?これも難問ですね。

No title

 私もこの番組を見ました。素晴らしい技術で歌声はそっくりに再現されたと思います。でも私は美空ひばりさんの歌を聴きこんでいないのでそれが本人の歌唱とどれほど近いのかはわかりません。
 真理さんの歌声が再現されたとして特に聞き比べてみたいのは最近よく聞いている「もの想う季節」です。ひこうき雲さんが各曲寸評でコメントされている「細やかなニュアンスがぎっしり詰まっている」ところがどう表現されるのか興味深いところです。
 私が好きな歌いまわしは「愛にあふれ」の「れ」でのビブラート、「呼んでいるわ」の「ん」で短くためをつくるところ。こんな歌い方AIに可能なんでしょうか?
 ご本人の再現というより歌っていない歌を歌った時の可能性を想像する道具と解釈するほうが良いのかもしれません。

Re: No title

たいきさん
コメントありがとうございます。

そうなんですね。真理さんにはその時のインスピレーションで入れる、あるいは、もしかしたらご本人も気づかずにつけている多彩な表情があって、そのちょっとした変化が聴く者の心をとらえてしまうことも多いのですが、そういう法則的にとらえられないものをAIが再現できるのか、そこが問題ですね。

>  ご本人の再現というより歌っていない歌を歌った時の可能性を想像する道具と解釈するほうが良いのかもしれません。
その通りだと思います。
プロフィール

ひこうき雲

Author:ひこうき雲
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード