スクリーンコンサート
<下に追加情報あります>
<もうひとつ追加情報あります>
2月26日のスクリーンコンサートに行ってきました。
「私は天地真理」のスクリーンコンサートは最初のお披露目の時に見ましたが、第2弾の「天地真理オン・ステージ」はなかなか見に行くことができませんでした。私のところからだと新幹線に乗っていかなければなりませんから、年金生活者にはかなりきびしいのです。時間的にも1日がかりになってしまうので「行くぞ!」と言う気持ちにならないとなかなか行けなかったのです。しかし現在の上演予定では4月までということですから、ぐずぐずしていると行きそびれてしまいます。そこで何とか予定をやりくりして行ってきました。そして、思い切って行ってきて本当によかったと今思っています。
会場は原宿のCAPSULEというホールですが、私はもともと原宿にはまったく土地勘がなく、会場周辺はおそらく昔からの小路がそのまま残っているのでしょうが、曲がった道が入り組んでいて見つけるのにかなり苦労しました。事前にパソコンで地図を印刷して持っていたのですが、道幅などの感覚がよくわからず、結局使い慣れないスマホのマップでやっとたどり着きました。着いてみると少し前に通り過ぎた建物で、よく見ると入口の上の壁に「CAPSULE」と書いてあったのですが下ばかり見ていて気付かず、時間が早めだったので入口の看板も出ていなくてわからなかったのです。東京を離れて40年以上経ち、全く“おのぼりさん”になってしまいました。

みなさんは私ほどドジではないと思いますが、初めての方は事前に詳しく調べたりスマホを利用できるようにするなど準備をしておくことをお勧めします。
入り口を入ると真保さんや荘さんなどスタッフの方が迎えてくださいました。毎回本当にご苦労なことで感謝いたします。
ホールの中は35人定員ということでこじんまりしていていましたが、私はアットホームな感じの広さで気に入りました。この日は結構多くの方が来られていましたが少し余裕が残るくらいの入りで、80分ほどの上演も楽な環境で見ることができました。
さて、スクリーンコンサートそのものですが、真理さんのうた自体はCDと同じですから聴き慣れているのですが、音響はやはり違いました。普段はイヤホンで聴くことが多いのですが、大音量でのびのび広がる響きは細部もはっきり聴こえますし、音が豊かで心も解放されていくようでした。
そしてもちろん映像が新鮮でした。このコンサートは録音用に設定されたライブコンサートで椅子に座って固定マイクで歌ったということは知っていましたし、一部は写真で見ることができましたが、実際どんな様子だったのか初めて具体的に見ることができました。
まず真理さんの服装はレコードのジャケット写真でもわかっていましたが、いつものステージ衣装ではなく普段着のような恰好でした。ただ今回わかったのはズボンはGパンのようなものではなくパンタロンのような裾の広がったものだったこと、靴は白い大きな(当時はやっていた)厚底靴だったことです。一見普段着のようだけれど、やはりちゃんとおしゃれをしていたのですね。
しかしそれでも普通のステージ衣装に比べるとずっと地味です。ちょっとおしゃれなフォーク歌手と言った感じですが、いつも<うた>をそっちのけにして「可愛さ」だけを褒められてきた真理さんが、敢えてヴィジュアルな魅力を封印して、余計なことに気を取られず<うた>だけに集中しようという強い意気込みを私は感じました。
それはともかく、広い角度で撮られた写真を見ると、ステージと客席がとても近かったということもわかりました。高低差も小さいですし、真理さんの座っている椅子の位置はステージの端からせいぜい1~2mくらいのように見えました。ですから前列の人は真理さんが本当に間近に見られたのではないでしょうか。録音にはときどき真理さんが客席に語り掛けているところがありますが、お互い目と目を合わせて語り掛けていたのかもしれません。実際そういうことをうかがわせる写真もありました。
それにしても客席を見ると見渡す限り若い男性ですね。みんなさわやかな若者(実は私も当時は彼らと同年代の若者でした)ですが、あれだけの人数になると、取り囲まれるように女性ひとりでステージに立つというのはどんな気持ちなのでしょう。真理さんも地響きのような歓声について聞かれて「ちょっと怖い」と答えていたこともありましたね。でもさすがに慣れているのか全く動ぜず落ち着き払って歌っていました。
でも観客は男性だけではなく若い女性や子供連れの家族も結構いたことが開場前に並ぶ人たちの写真からわかりました。こういう写真も初めて見ましたが、当日の華やいだ雰囲気も伝わってきました。
しかし何といっても素晴らしいのは真理さんの表情ですね。マイクの前で椅子に座りっぱなしでも、さまざまな表情を見せて歌う真理さんは生き生きとしてまさに輝いています。中には(おそらくファンに向かって)破顔一笑といったくだけた表情もあって、静止画とは言え素晴しい音響に包まれて、まるでそのコンサートの会場にいるような気持ちになりました。それは言葉ではやはり説明しきれないもので、ぜひ実際にご覧になることをお勧めします。実際に見なければわからない驚くような映像もありますから。
それから当日はおまけの映像もありました。これも初めて見るものも含め素晴らしかったです。詳しいことは紹介しませんが、次回も同様のものが見られるようですからぜひ行って見て下さい。

このスクリーンコンサート、私は充分に楽しみましたが、それだけにもっともっと幅広い人たちに見てほしいなあと改めて思いました。できれば音楽評論家とか良質なマスコミ関係者など発信力のある人たちに見てもらえれば、世間の<天地真理>の印象は一変するのではないでしょうか。
<追加>
真保さんがお母さん(真理さん)と一緒に谷康一さんの演奏を聴きに行ったとツィートされています。
約40年前の谷さんとの共演は真理さんの最後の全国ツァー「そよ風に誘われて」でした。その様子はこちらでお聴きください。
<追追加>
NHKFM「歌謡スクランブル」リクエスト特集(2)で天地真理さんの「若葉のささやき」がかかります。
3月17日(金) 13:00~ (第一曲です)
アーカイブ(過去記事)へ
ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ
コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。
<もうひとつ追加情報あります>
2月26日のスクリーンコンサートに行ってきました。
「私は天地真理」のスクリーンコンサートは最初のお披露目の時に見ましたが、第2弾の「天地真理オン・ステージ」はなかなか見に行くことができませんでした。私のところからだと新幹線に乗っていかなければなりませんから、年金生活者にはかなりきびしいのです。時間的にも1日がかりになってしまうので「行くぞ!」と言う気持ちにならないとなかなか行けなかったのです。しかし現在の上演予定では4月までということですから、ぐずぐずしていると行きそびれてしまいます。そこで何とか予定をやりくりして行ってきました。そして、思い切って行ってきて本当によかったと今思っています。
会場は原宿のCAPSULEというホールですが、私はもともと原宿にはまったく土地勘がなく、会場周辺はおそらく昔からの小路がそのまま残っているのでしょうが、曲がった道が入り組んでいて見つけるのにかなり苦労しました。事前にパソコンで地図を印刷して持っていたのですが、道幅などの感覚がよくわからず、結局使い慣れないスマホのマップでやっとたどり着きました。着いてみると少し前に通り過ぎた建物で、よく見ると入口の上の壁に「CAPSULE」と書いてあったのですが下ばかり見ていて気付かず、時間が早めだったので入口の看板も出ていなくてわからなかったのです。東京を離れて40年以上経ち、全く“おのぼりさん”になってしまいました。

みなさんは私ほどドジではないと思いますが、初めての方は事前に詳しく調べたりスマホを利用できるようにするなど準備をしておくことをお勧めします。
入り口を入ると真保さんや荘さんなどスタッフの方が迎えてくださいました。毎回本当にご苦労なことで感謝いたします。
ホールの中は35人定員ということでこじんまりしていていましたが、私はアットホームな感じの広さで気に入りました。この日は結構多くの方が来られていましたが少し余裕が残るくらいの入りで、80分ほどの上演も楽な環境で見ることができました。
さて、スクリーンコンサートそのものですが、真理さんのうた自体はCDと同じですから聴き慣れているのですが、音響はやはり違いました。普段はイヤホンで聴くことが多いのですが、大音量でのびのび広がる響きは細部もはっきり聴こえますし、音が豊かで心も解放されていくようでした。
そしてもちろん映像が新鮮でした。このコンサートは録音用に設定されたライブコンサートで椅子に座って固定マイクで歌ったということは知っていましたし、一部は写真で見ることができましたが、実際どんな様子だったのか初めて具体的に見ることができました。
まず真理さんの服装はレコードのジャケット写真でもわかっていましたが、いつものステージ衣装ではなく普段着のような恰好でした。ただ今回わかったのはズボンはGパンのようなものではなくパンタロンのような裾の広がったものだったこと、靴は白い大きな(当時はやっていた)厚底靴だったことです。一見普段着のようだけれど、やはりちゃんとおしゃれをしていたのですね。
しかしそれでも普通のステージ衣装に比べるとずっと地味です。ちょっとおしゃれなフォーク歌手と言った感じですが、いつも<うた>をそっちのけにして「可愛さ」だけを褒められてきた真理さんが、敢えてヴィジュアルな魅力を封印して、余計なことに気を取られず<うた>だけに集中しようという強い意気込みを私は感じました。
それはともかく、広い角度で撮られた写真を見ると、ステージと客席がとても近かったということもわかりました。高低差も小さいですし、真理さんの座っている椅子の位置はステージの端からせいぜい1~2mくらいのように見えました。ですから前列の人は真理さんが本当に間近に見られたのではないでしょうか。録音にはときどき真理さんが客席に語り掛けているところがありますが、お互い目と目を合わせて語り掛けていたのかもしれません。実際そういうことをうかがわせる写真もありました。
それにしても客席を見ると見渡す限り若い男性ですね。みんなさわやかな若者(実は私も当時は彼らと同年代の若者でした)ですが、あれだけの人数になると、取り囲まれるように女性ひとりでステージに立つというのはどんな気持ちなのでしょう。真理さんも地響きのような歓声について聞かれて「ちょっと怖い」と答えていたこともありましたね。でもさすがに慣れているのか全く動ぜず落ち着き払って歌っていました。
でも観客は男性だけではなく若い女性や子供連れの家族も結構いたことが開場前に並ぶ人たちの写真からわかりました。こういう写真も初めて見ましたが、当日の華やいだ雰囲気も伝わってきました。
しかし何といっても素晴らしいのは真理さんの表情ですね。マイクの前で椅子に座りっぱなしでも、さまざまな表情を見せて歌う真理さんは生き生きとしてまさに輝いています。中には(おそらくファンに向かって)破顔一笑といったくだけた表情もあって、静止画とは言え素晴しい音響に包まれて、まるでそのコンサートの会場にいるような気持ちになりました。それは言葉ではやはり説明しきれないもので、ぜひ実際にご覧になることをお勧めします。実際に見なければわからない驚くような映像もありますから。
それから当日はおまけの映像もありました。これも初めて見るものも含め素晴らしかったです。詳しいことは紹介しませんが、次回も同様のものが見られるようですからぜひ行って見て下さい。

このスクリーンコンサート、私は充分に楽しみましたが、それだけにもっともっと幅広い人たちに見てほしいなあと改めて思いました。できれば音楽評論家とか良質なマスコミ関係者など発信力のある人たちに見てもらえれば、世間の<天地真理>の印象は一変するのではないでしょうか。
<追加>
真保さんがお母さん(真理さん)と一緒に谷康一さんの演奏を聴きに行ったとツィートされています。
約40年前の谷さんとの共演は真理さんの最後の全国ツァー「そよ風に誘われて」でした。その様子はこちらでお聴きください。
<追追加>
NHKFM「歌謡スクランブル」リクエスト特集(2)で天地真理さんの「若葉のささやき」がかかります。
3月17日(金) 13:00~ (第一曲です)
アーカイブ(過去記事)へ
ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ
コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。