ある発見
新年おめでとうございます
今年はとても穏やかな正月でした。三が日、多少雪がちらついたこともありましたがおおむね晴れて透明度の高い冬の青空が広がって周囲の山々もくっきりと見えました。
私はできるだけ散歩を心がけているのですが、冬の間は道に雪が積もっていたりしてあまり歩けません。しかし今年の正月は道に雪がなく、すいすいと歩くことができました。おかげで例年の冬に比べ身体も軽く体調はとてもいいです。本格的な雪かきをしないで済んでいることも大きいですが。
さて、そんな散歩を楽しんでいる最中にうれしいことがありました。私は散歩の時はデジタルプレイヤーを持っていて音楽を聴きながら歩くことが多いです。散歩コースには林や畑、あるいは沢沿いの道などもありますから自然の音に耳を傾けることも多いですが、きれいな景色を見ながら真理さんの歌を聴くのは楽しみの一つです。日々の散歩を飽きずに続けられる一つの理由でもあります。
ただ、歩くときは常に歌に集中しているわけではありません。普段はBGM的に聴き流しているだけです。でも突然ぐっとうたに引き込まれることがあります。「ひこうき雲」を聴いていたとき、「ひとはいつも ムームー ひとり」というところで一歩も歩けなくなってしまったこともありました。
先日も歩きながらアルバム「私は天地真理」の「水色の恋」を聴いていた時、突然引き込まれてしまいました。この「私は天地真理」版「水色の恋」についてはホームページ「空いっぱいの幸せ」の寸評にも書きましたが、私にはとても不思議なうたでした。最初はぎこちなく始まるのですが、歌い終わったときにはすっかり魅了されているのです。どうしてそうなるのか、不思議でなりませんでした。
ところがこの散歩の最中、それまでBGMのように私の意識の背景で聴こえていたうたが突然くっきりと前景に現れてきたのです。それはバンドが入ってきた2番の「あの人にさよならを言わなかったの」のあと「さよならはお別れの言葉だから」の「さよなら」を歌い出した時です。パッと明るくなったように声が変わり、深々とした声で歌い出します。そして「お別れの言葉だから」から「あなたの姿、あなたの声は」とのびのびと歌って聴く者の心を解放していくのです。
なるほどこの変化が「私は天地真理」版「水色の恋」の独特の魅力を生んでいるのだと、この時合点したのです。意識を集中して聴いていた時になかなかわからなかったことが、散歩しながらBGM的に聴いていた時にわかったわけですが、こういうことはよくあります。何かちょっとした機会に発見がある、それも真理さんのうたの楽しみなのです。私は真理さんのうたをおそらく何百回も聴いていると思いますがまだまだ未知の世界があるのですね。
今年も、そういう<天地真理を聴く楽しみ>を少しでも多くの人に届けられるよう拙いながらもこのブログを続けていこうと思います。最近では”ネタ”がなかなか思い浮かばず苦労していますが、皆さんからヒントや情報をいただければうれしいです。
今年もよろしくお願いいたします。
アーカイブ(過去記事)へ
ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ
コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。
今年はとても穏やかな正月でした。三が日、多少雪がちらついたこともありましたがおおむね晴れて透明度の高い冬の青空が広がって周囲の山々もくっきりと見えました。
私はできるだけ散歩を心がけているのですが、冬の間は道に雪が積もっていたりしてあまり歩けません。しかし今年の正月は道に雪がなく、すいすいと歩くことができました。おかげで例年の冬に比べ身体も軽く体調はとてもいいです。本格的な雪かきをしないで済んでいることも大きいですが。
さて、そんな散歩を楽しんでいる最中にうれしいことがありました。私は散歩の時はデジタルプレイヤーを持っていて音楽を聴きながら歩くことが多いです。散歩コースには林や畑、あるいは沢沿いの道などもありますから自然の音に耳を傾けることも多いですが、きれいな景色を見ながら真理さんの歌を聴くのは楽しみの一つです。日々の散歩を飽きずに続けられる一つの理由でもあります。
ただ、歩くときは常に歌に集中しているわけではありません。普段はBGM的に聴き流しているだけです。でも突然ぐっとうたに引き込まれることがあります。「ひこうき雲」を聴いていたとき、「ひとはいつも ムームー ひとり」というところで一歩も歩けなくなってしまったこともありました。
先日も歩きながらアルバム「私は天地真理」の「水色の恋」を聴いていた時、突然引き込まれてしまいました。この「私は天地真理」版「水色の恋」についてはホームページ「空いっぱいの幸せ」の寸評にも書きましたが、私にはとても不思議なうたでした。最初はぎこちなく始まるのですが、歌い終わったときにはすっかり魅了されているのです。どうしてそうなるのか、不思議でなりませんでした。
ところがこの散歩の最中、それまでBGMのように私の意識の背景で聴こえていたうたが突然くっきりと前景に現れてきたのです。それはバンドが入ってきた2番の「あの人にさよならを言わなかったの」のあと「さよならはお別れの言葉だから」の「さよなら」を歌い出した時です。パッと明るくなったように声が変わり、深々とした声で歌い出します。そして「お別れの言葉だから」から「あなたの姿、あなたの声は」とのびのびと歌って聴く者の心を解放していくのです。
なるほどこの変化が「私は天地真理」版「水色の恋」の独特の魅力を生んでいるのだと、この時合点したのです。意識を集中して聴いていた時になかなかわからなかったことが、散歩しながらBGM的に聴いていた時にわかったわけですが、こういうことはよくあります。何かちょっとした機会に発見がある、それも真理さんのうたの楽しみなのです。私は真理さんのうたをおそらく何百回も聴いていると思いますがまだまだ未知の世界があるのですね。
今年も、そういう<天地真理を聴く楽しみ>を少しでも多くの人に届けられるよう拙いながらもこのブログを続けていこうと思います。最近では”ネタ”がなかなか思い浮かばず苦労していますが、皆さんからヒントや情報をいただければうれしいです。
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