1979年 復帰コンサート「明日への出発」(1)
今日10月1日は44年前天地真理さんが『水色の恋』で歌手デビューした日です。天地真理さんはこのデビュー直後から爆発的な人気を得て、瞬く間に日本中の誰からも愛される存在となりました。
ところが1977年1月突然入院して以後全く私たちの前から姿を消してしまいました。再び私たちの前に現れたのは前回の記事で紹介した1979年6月の「天地真理を励ます会」でした。そしてTBSラジオ「森田公一の青春ベストテン」などで徐々に活動を再開し、同年10月15日、東京・芝のABCホールでほぼ3年ぶりのコンサート「明日への出発(たびだち)」を開き、歌手として本格的に復帰しました。
そのコンサートの録音を、これまでも貴重な音源を提供していただいている I さんからお預かりしましたので、今回とコンサートの当日である10月15日の2回にわたって紹介したいと思います。
私の手元にこのコンサートのプログラムはありませんが、「夏を忘れた海」HPなどによれば次のようになっています。
①マ・プリエミール・シャンソン ②初恋ノスタルジィー ③別涙(わかれ) ④童話作家 ⑤主人公 ⑥ふたりの日曜日 ⑦想い出のセレナーデ ⑧虹をわたって ⑨若葉のささやき ⑩恋する夏の日 ⑪水色の恋 ⑫愛からの手紙 ⑬ひとかかえの愛 ⑭Let's Enjoy Happy Life ⑮スティンアライブ ⑯夏を忘れた海 ⑰秋桜(コスモス) ⑱カントリー・ロード ⑲手紙草(たんぽぽ)の詩
I さんからお預かりした録音では⑰⑱がありません。ダビングの過程で手違いがあったのではないかということです。また⑤「主人公」は歌われておらず⑲の「手紙草の詩」がそこで歌われています。もしかしたら「主人公」が入れ替えで⑲のところで歌われたのかもしれませんが、実際にこのコンサートを聴いてご存知の方がおられましたら教えてください。それから⑬と⑭の間で森田公一さんの真理さんへの歌のプレゼントがあります。なお、アンコールで「ひとりじゃないの」が歌われました。
それではお聴き(ご覧)ください。(なお、当時テレビで放映された映像を使用したため突然字幕が出るところがあります)
まず①から、⑤のところでで歌われた「手紙草の詩」までお聴きください。
①マ・プリエミール・シャンソン ②初恋ノスタルジィー ③別涙(わかれ) ④童話作家 ⑤手紙草(たんぽぽ)の詩
「マ・プリエミール・シャンソン」はバーバラ・ストライサンドの歌で、ピアノ弾き歌いと思われます。歌いはじめなのに声がよく伸びています。「初恋ノスタルジー」は太田裕美さんの「しあわせ未満」のB面曲です。「今の私に一番ふさわしい曲」と言っているように自分の心境を託して歌っています。「別涙(わかれ)」は因幡晃さんの歌ですが「もう一人の私」との別れとして歌っています。「童話作家」は休養前1976年の諸コンサートでも必ず歌っていた曲です。真理さんが自分の想いに通じるものをとりわけ感じていた曲なのでしょう。ここでは梅田コマでのショー以後歌っていた天地真理バージョン(ひっそり暮らしてみよオ~)で歌っています。「手紙草の詩」はこのコンサートのオリジナル曲。苦しかった3年間を支えてくれたお母さんへの想いが感じられます。
次は⑥から⑪まで、おなじみのヒットパレードです。
⑥ふたりの日曜日 ⑦想い出のセレナーデ ⑧虹をわたって ⑨若葉のささやき ⑩恋する夏の日 ⑪水色の恋
やはりヒットパレードでは会場の空気が違いますね。以前とは声も歌い方も少し違ってきているようですが、声援に支えられ6曲を一気に歌いきりました。最後は涙が光っていましたね。
後半は10月15日公開の予定です。お楽しみに。
(※ 動画での当時の映像、画像は I さんに提供していただいたもの、および「夏を忘れた海」HPのmaristさんが作成されたDVD「想い出の天地真理」から使用させていただきました。また『童話作家』の画像はkeisukeさんの動画から使わせていただきました。ありがとうございました。)
※リクエスト情報
FMしばたはhttp://www.agatt769.co.jp/index.htmlから。
NHKFM「ミュージックプラザ」(月曜)10月5日は「鉄道の昭和歌謡」、19日は「昭和歌謡アンコール・リクエスト・スペシャル」(これまでリクエストでかかった曲の再リクエスト)です。他の日や特集に関係のないリクエストも可能です。
「天地真理特集」を実現するために、リクエストを出す時、「天地真理特集をお願いします」という要望を書き添えましょう。
アーカイブ(過去記事)へ 「空いっぱいの幸せ」へ
コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。
ところが1977年1月突然入院して以後全く私たちの前から姿を消してしまいました。再び私たちの前に現れたのは前回の記事で紹介した1979年6月の「天地真理を励ます会」でした。そしてTBSラジオ「森田公一の青春ベストテン」などで徐々に活動を再開し、同年10月15日、東京・芝のABCホールでほぼ3年ぶりのコンサート「明日への出発(たびだち)」を開き、歌手として本格的に復帰しました。
そのコンサートの録音を、これまでも貴重な音源を提供していただいている I さんからお預かりしましたので、今回とコンサートの当日である10月15日の2回にわたって紹介したいと思います。
私の手元にこのコンサートのプログラムはありませんが、「夏を忘れた海」HPなどによれば次のようになっています。
①マ・プリエミール・シャンソン ②初恋ノスタルジィー ③別涙(わかれ) ④童話作家 ⑤主人公 ⑥ふたりの日曜日 ⑦想い出のセレナーデ ⑧虹をわたって ⑨若葉のささやき ⑩恋する夏の日 ⑪水色の恋 ⑫愛からの手紙 ⑬ひとかかえの愛 ⑭Let's Enjoy Happy Life ⑮スティンアライブ ⑯夏を忘れた海 ⑰秋桜(コスモス) ⑱カントリー・ロード ⑲手紙草(たんぽぽ)の詩
I さんからお預かりした録音では⑰⑱がありません。ダビングの過程で手違いがあったのではないかということです。また⑤「主人公」は歌われておらず⑲の「手紙草の詩」がそこで歌われています。もしかしたら「主人公」が入れ替えで⑲のところで歌われたのかもしれませんが、実際にこのコンサートを聴いてご存知の方がおられましたら教えてください。それから⑬と⑭の間で森田公一さんの真理さんへの歌のプレゼントがあります。なお、アンコールで「ひとりじゃないの」が歌われました。
それではお聴き(ご覧)ください。(なお、当時テレビで放映された映像を使用したため突然字幕が出るところがあります)
まず①から、⑤のところでで歌われた「手紙草の詩」までお聴きください。
①マ・プリエミール・シャンソン ②初恋ノスタルジィー ③別涙(わかれ) ④童話作家 ⑤手紙草(たんぽぽ)の詩
「マ・プリエミール・シャンソン」はバーバラ・ストライサンドの歌で、ピアノ弾き歌いと思われます。歌いはじめなのに声がよく伸びています。「初恋ノスタルジー」は太田裕美さんの「しあわせ未満」のB面曲です。「今の私に一番ふさわしい曲」と言っているように自分の心境を託して歌っています。「別涙(わかれ)」は因幡晃さんの歌ですが「もう一人の私」との別れとして歌っています。「童話作家」は休養前1976年の諸コンサートでも必ず歌っていた曲です。真理さんが自分の想いに通じるものをとりわけ感じていた曲なのでしょう。ここでは梅田コマでのショー以後歌っていた天地真理バージョン(ひっそり暮らしてみよオ~)で歌っています。「手紙草の詩」はこのコンサートのオリジナル曲。苦しかった3年間を支えてくれたお母さんへの想いが感じられます。
次は⑥から⑪まで、おなじみのヒットパレードです。
⑥ふたりの日曜日 ⑦想い出のセレナーデ ⑧虹をわたって ⑨若葉のささやき ⑩恋する夏の日 ⑪水色の恋
やはりヒットパレードでは会場の空気が違いますね。以前とは声も歌い方も少し違ってきているようですが、声援に支えられ6曲を一気に歌いきりました。最後は涙が光っていましたね。
後半は10月15日公開の予定です。お楽しみに。
(※ 動画での当時の映像、画像は I さんに提供していただいたもの、および「夏を忘れた海」HPのmaristさんが作成されたDVD「想い出の天地真理」から使用させていただきました。また『童話作家』の画像はkeisukeさんの動画から使わせていただきました。ありがとうございました。)
※リクエスト情報
FMしばたはhttp://www.agatt769.co.jp/index.htmlから。
NHKFM「ミュージックプラザ」(月曜)10月5日は「鉄道の昭和歌謡」、19日は「昭和歌謡アンコール・リクエスト・スペシャル」(これまでリクエストでかかった曲の再リクエスト)です。他の日や特集に関係のないリクエストも可能です。
「天地真理特集」を実現するために、リクエストを出す時、「天地真理特集をお願いします」という要望を書き添えましょう。
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