「水色の恋」の作詞・作曲者

 天地真理のデビュー曲「水色の恋」の作詞・作曲者の田上えりさん、田上みどりさんについては知らない人が多いようです。プロの人ではないので当時も業界関係者にさえ謎だったようですが、『週間明星』1972年1月23日号に「天地真理のヒット曲の陰に謎の美人姉妹」というタイトルでお二人と真理さんとの対面の様子が載っています。

 周知のように「水色の恋」は1970年11月5日行なわれた第2回ヤマハ作曲コンクール(第4回から「ヤマハポピューラーソングコンテスト」と改名)の予選通過曲の中にあった「小さな私」という曲(このときは藤田とし子さんが歌った)を、このコンクールにほかの曲(OTHERWISE)を歌って参加していた真理さんがその曲集から見い出し、やがて自分のデビュー曲となったのですが、真理さん自身もこのお二人についてはまったく知らなかったようで、テレビ局で“田上えりさんの友達”という人に話しかけられて、「田上」が「タノウエ」と読むこともはじめて知ったようです。そしてそれをきっかけに(この記事によれば)週間明星の記者がお二人を探し当てて初めての対面ということになったのです。

 作詞の田上えりさんは横浜に実家がある3人姉妹の末っ子で、このとき聖心女子短大2年の20歳。高校時代から同人誌に散文詩を発表していたそうです。作曲の田上みどりさんは長女で芸大の楽理科を卒業し前年結婚したばかりの23歳。在学中からヤマハミュージックスクールの講師を務めていて、第2回ヤマハ作曲コンクールに応募する際、えりさんの詩のひとつを使って作曲したのが「小さな私」だったということです。

その創作過程について姉妹はこう語っています。(記事のまま)
「小さなわたし」は趣味的につくったものなので、その後2人でかなり手を入れました。2番はあとから書き足したものですし、“水色に残された影・・・”というところは、別れのイメージはクールな感じにしたかったから・・・。天地さんは‘白雪姫みたいな心’という言葉にひかれたとおっしゃいましたけど、あれは童話の‘白雪姫’と関係なく、ただフィーリングで可愛いムードを出したかったの。でも私たちのつくった歌がこんなにヒットするなんて、想像もしませんでした。やっぱり、真理さんの歌い方に魅力があったんじゃないでしょうか」

 「白雪姫」にあまり意味はなかったというのは、ちょっと意外かもしれませんが、実際の作者ならではの話ですね。お二人と真理さんの対面は1月9日、青山の喫茶店で行なわれたそうですが、たちまち意気投合して楽しいものになったようです。真理さんが中学、高校時代をすごしたのは横浜の隣といっていい座間ですし、音大付属高校から大学へ進学する道もあったわけですが、その場合は楽理科を考えていたとか、高校在学中から、そして卒業後ヤマハミュージックスクールで学んでいたなど、お二人と接点も多くとても身近に感じたのではないでしょうか。ちなみに3人姉妹の次女の方が偶然にも「まりさん」で、お二人と真理さんが並んで歩く姿は本当の姉妹のように見えますね

田上姉妹と001 田上姉妹2

 なお、この記事の冒頭にはこの年、渡辺プロに届いた年賀状が一番多かったのは森進一でも小柳ルミ子でもなく天地真理で、全盛期のタイガースに匹敵すると書かれています。歌手デビュー後わずか3ヶ月という時期を考えると驚異的な人気沸騰だということがわかります。

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No title

「田上えりさんが田上みどりさんの姪」とある資料は次のものです.
http://www.todotango.com/english/biblioteca/CRONICAS/leyenda_Hotel_Victoria.asp
関連部分のみ大胆に意訳すると

だいぶあとになってMidori Tagami (田上みどり)という日本人がその曲をコピーし,姪のEri (えり)が詞をつけた.
この曲は,1970年代にAmachi (天地真理)という女性歌手が“Mizuiro No Koi”(水色の恋)という名で大ヒットさせた.

これ自体が伝聞で,著者が外国人であることもあり原文では「彼の姪」となっているところが明らかにおかしいのですが,
私としてはこの年齢差がうまく説明しているように思えました.
まったく根拠はないのですが,年長の第三者が存在するように思います.

ブログ開設おめでとうございます!

ひこうき雲さん
いつもお世話になっております。「天地真理ものがたり」のメロンパンと申します。この度は、ホームページを一新され、おめでとうございます。

まるで 新築のお家を、訪問させていただくような、真新しい気分で、この記事を読ませていただきました。
「水色の恋」の生まれた状況を、ここまで克明に記述されるなど、このブログのファーストページを飾るにふさわしい記事、さすが! と感心いたしました。

「白雪姫」が なんとなくフィーリングの言葉だったとは・・・私の 一連の記事も フィーリングで書きましたが・・・ひこうき雲さんの このページを 先に読んでいたら と思っております(涙)

でも、これで また あたらしいインスピレーションを戴きました。ちかいうちに、ひこうき雲さんの記事をもとに、「小さな私」論パートⅡを書きたいと考えております。その際はぜひ、このページをご紹介させていただきたいと思っておりますが、よろしいでしょうか?

ではまた、おじゃまいたします。

11月5日 天地真理さんの誕生日によせて


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よくわかりませんが

真理様および皆様のファンさん

コメントありがとうございます。
 「盗作」問題については次に書こうかな、と思っていたのですが、教えていただいたこととか、もう少し調べてみようということで、とりあえず、先送りにします。また参考になることがあれば教えてください。
ただ、ここで書かれていることはだいぶ間違いが多いですね。「田上」が「タガミ」になっていたり、「姪」もそうですが・・・。そこからするとこの筆者の情報源自体が何らかの媒体を通して間接的に得た情報である可能性が高いと思います。

これからよろしくお願いします

メロンパンさん
早速コメントありがとうございます。
実は、メロンパンさんが書かれた「小さな私」を見て、「しまった」と思ってしまいました。その時点で今回の分の下書きはできていて、他のページの準備ができれば一緒に公開、という段階だったのです。そうしたら偶然にもメロンパンさんが「小さな私」を取り上げておられたので、先を越されてしまった、というわけです。ご自分のブログの方で「妄想だった」と言っておられますが、私はメロンパンさんが時々見せるそういう“暴走”(失礼!)が「天地真理ものがたり」の魅力だと思っています。これからもそれぞれの個性を生かして、真理さんにとってプラスになる活動がしていけたらと思っています。
これからもよろしくお願いします。

追伸

メロンパンさん
書き落としました。
このページの紹介の件、当然OKです。
パートⅡ、楽しみにしています。

No title

その他の話題について書きたいときは,どうすればいいんでしょうね.ブログで本編についての感想が書けるような記事を起こしていただければいいんでしょうか.とりあえず,テスト?練習?の意味もこめてここに書かせていただきます.

ひまわりの小径についてですが,真理さんにしては珍しく!,Originalに影響されてしまっているような気がしますね.よく聞いていたんでしょうか?それとも高音部だからああなってしまうんでしょうか?

No title

私もまず「たがみ」と思っていましたし,普通そう読むのは「たがみ」が大多数だからでしょう.でも,私の場合は話したことがあるのは「たのうえ」2人,「たがみ」1人です.実際には「たのうえ」はもっと多いのかもしれませんね.ちなみに長崎市長は「たうえ」ですね.

普通は姉妹と思いますよね.私もそう思ってましたし,事実もそうでした.又聞きだから「姪」がでてくるということはないと思いますが,「姪」とすると説得力が出てくるので,捏造というか想像の可能性は残りますね.
“Hotel Victoria”については精力的に調べているし,聞いた相手は歴史家ということですから考えにくいのですが,地球の裏側の人たちですから,間にさらに何段階かあるんでしょう.

直接取材できにくい我々にとっては難しい問題ですが,次の文章に期待します.

曲を聴いた私の感じを前もってお話しすると,絶対にInspireです.“Strangers in the Night”や,「若葉のささやき」と“Ol' Man River”なんか比べ物になりません.著作権が絡んでいるので権利者間では結論が出ているんじゃないでしょうか.

元々はスペイン古謡の可能性があるそうですから採譜者というか,それを最初にアレンジした人という程度みたいですが.

話変わってスエーデンの古曲で(邦題が)「若葉のささやき」の同名異曲もいい曲ですよ
    ・・     ・・        ・・    ・・
Med Ogon Kansliga For Gront
ウムラウトは無視して“Med Ogon Kansliga For Gront”で検索できます.私が一番好きなジャズ風にアレンジしたものは試聴のみのようですが.

またまた話変わって,本編の方の話題についてのコメントとかその他の話題を書き込むブログの記事かカテゴリーを作っていただけないでしょうか.

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No title

真理様および皆様のファンさん

公開が遅くなりすみません。コメントは一旦私のところにメールで入るので、私が操作をしないと公開されません。したがって私が帰宅してパソコンに向かってから、となりますので、間が空いてしまうことがあると思いますがご承知ください。

「ホテル ビクトリア」の件で私が書いたのは、直接の関係者からの情報ではないだろうということです。もちろん、推測ですが。
それから、この問題については田上みどりさんがどのように作曲したか、ということに尽きるわけで、第3者がいろいろな憶測をしても事実はわかりません。「白雪姫」という歌詞もいろいろな人がいろいろのことを言ってきたけど、「ただフィーリングで」と言った人はいなかったのではないでしょうか。

それから、本編の方の記事についてのコメントを書く場ができないか、ということですが、これまではメールでいただいていました。もちろんそれは公開の場ではありません。
掲示板のように公開するということはいろいろ煩瑣なことが伴いますので、今の私にはその技量も余裕もありません。半年も更新できなかったことからも推測していただけるかと思います。ブログなら少しは手軽に更新できるかなということで、「一杯のレモンティー」をブログに移行したのですが、そう頻繁にというわけにはいかないと思います。コメントもその時手の回る範囲でしか対応できないかと思います。ご期待にそえず申し訳ありませんが、ご賢察ください。

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おわび

遠い夏さん、真理様および皆様のファンさん

コメント管理に慣れていなくて、非公開としていただいたコメントを表示してしまったみたいです。どうして表示されないのだろうと悩んでいたのですが、いまようやくそのことに気がつきました。大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。お詫びいたします。

No title

もし,私の分でしたらまったく気にされなくていいですよ,実験のつもりでした.
私なんか,メロンパンさんのサイトに多大な迷惑をかけて自嘲してます.

一段落させたつもりでしたが,偶然,見つかりましたので.

この本にこんなに間違いがあっては困りますが.

ttp://books.google.co.jp/books?id=AoFgIowII48C&pg=PA125&lpg=PA125&dq=%E6%A5%BD%E7%90%86%E7%A7%91%E3%80%80%E5%A4%A9%E5%9C%B0%E7%9C%9F%E7%90%86&source=bl&ots=7tzqoO-Gcd&sig=extiwk5t65_L5RpfRH5jz3ZWW6Q&hl=ja&ei=51z0Srb-DYPzkAXyzvGqAw&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=2&ved=0CAoQ6AEwAQ#v=onepage&q=&f=true

No title

更新有難うございます。
拝見させていただきました。特に天地真理のうたの評価について
は興味深かったです。私もBOXを聞かなければ彼女のうたを評価
出来ないまま過ごしていたと思います。当時なにかと小柳ルミ子と
比較され実力派のルミ子、ルックスで真理と定義されていた記憶が
あります。ひこうき雲さんがおっしゃる通りライブは圧倒されるくらい
素晴らしかった。なんとか沢山の人にもう一度聞いてもらい再評価
してもらいたい気持ちになります。その為に真理ちゃんには当時
ファンだった人に「また聞いてみたい !」と思わせるような姿で登場
していただきたいものです。そうすれば今後の展開もひらけてくる
と考えるのですが......

Re: No title

真理様および皆様のファンさん
ご了解いただきありがとうございました。
このコメントは公開でよろしかったんですね

ご紹介いただいた本ですが、CD検定なんてあるんですね。それにしてもいい加減な記述だなあ、とこれを読んで受験する人が気の毒になりました。
でも最近の見方なども少しわかる部分もあって参考になりました。
ありがとうございました。

Re: No title(ガンさん)

ガンさん
お久しぶりです。コメントありがとうございました。
拙文お読みいただきありがとうございます。テーマを広げすぎて焦点が拡散してしまったかな、という気もしますが、結局〈評価〉というものもマスコミなどのつくりだす先入観に左右されることが大きい、と言いたかったのです。逆にいえば、誰か何らかの権威のある人が「うまい」といえばそういう評価が広まる可能性があるということです。当時、南沙織を評価した羽仁進とか山口百恵を「菩薩」といった(たしか)平岡正明のようにです。でもそんな風にうまくはいきませんから、ファンがいろいろな機会に広げていくしかないのかな、と思います。
そんなわけで、私もまた更新に励みたと思います。よろしくお願いします。

No title

あれは1975年5月18日と思います(YouTube).私も記録を取ってなかったので苦労するのですが,前後関係からまちがいありません.

Re: No title(真理様および皆様のファンさん)

真理様および皆様のファンさん

Youtubeにアップした「天地真理 布施明 陽水を歌う」ですね。
 http://www.youtube.com/watch?v=29otySK3V4o
ご覧いただきありがとうございます。
おっしゃる通りの日だと思います。私も当時の「テレビガイド」で確認したのですが、今みつからなかったので「4,5月」としておきました。記憶ではやはりそのくらいの日だったと思います。
この動画で、真理さんの誕生日プレゼントは一段落です。
そろそろ、このブログも次の話題にしないといけませんね。


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YouTubeの音源

本題から離れますが,上の続きということで,ここに書かせていただきます.
YouTubeの「さよならこんにちわ ライブ」
「どこのステージ」かは,わかりませんが番組は判明しました.
NET ビッグワイド60分 1975年9月8日(月) 20:00-20:55

Re: YouTubeの音源

真理様および皆様のファンさん

よくおわかりになりましたね。
テープに何が録音されていたか、自分でも記憶がなくなっていましたから、はっきりした手がかりがあるものでないとどんな番組か全く分からないのです。

ありがとうございます。

No title

続けさせてください.
私家版デュエット&カバー Fは

21「可愛いベイビー」
ロッテ歌のアルバム 1975年9月14日(日) 12:45-13:15 TBS

22「想い出まくら」と23「サントワマミー」
歌のグランプリ 1975年9月30日(火) 20:00-20:55 TBS

ひこうき雲さんのテープには,司会・進行など歌以外や,真理さん以外の出演者の歌は残されていないのでしょうか.

Re: No title(真理様および皆様のファン さん)

真理様および皆様のファン

よく調べていただきありがとうございます。
どうやって調べられたのか、不思議ですが、驚きました。
さっそく「私家版」の記述に使わせていただきます。

歌以外は残っていないか?ということですが、残っているものもあります。たとえば「心もよう」「夢の中へ」は玉置宏の声が入っていますから「歌のアルバム」ということはわかっています。司会の声はあるけれど、誰の声か私がわからない、というケースもあります。また、今度調べていただいた南沙織との共演には司会などの声はなくて、歌だけ録音されています。たぶん、その時自分が見ながら録った場合は歌だけ、出かけていてタイマーで録った場合は全部録っているのではないでしょうか。


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Re: No title

真理様および皆様のファンさん

何かすごい話ですが、この返信は非公開にできないようです。
そこで、特に公開のコメントとする必要のない私への通信はメールをご利用ください。
メールアドレスは「空いっぱいの幸せ」のINDEXのページにあります。

No title

「姪」とか,「白雪姫」とか具体的に出てくると,本当の話と思いますよね,ということで本題に戻しておいて.
今までの話は,比較的,次のブログテーマの方が向いてますので,なにかあったらそちらで,でもネタ切れかも.

一杯のレモンティーを訪問して

初めてブログを拝見しました、浅●正と申します。今後ともどうぞよろしくお願いします。

「水色の恋」の作者にかなり深くまで切り込んでおられますね。貴重な写真まで掲示してらっしゃる。3人が並んで移っている写真はまさに秘蔵の一品です。

最後に書かれている、年賀状の数の多さには、私も嬉しくなりましたが、余りの人気沸騰のために、彼女が体調を壊すまでに至ったことは、何ともやるせない現実です。アイドルだけとしての評価に留まらない彼女の真価を世の中に知らしめるのが私たちの使命なんですね。私に何が出来るのだろう、何かやらねばと自問自答しています。

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小さな私

小さな私 
 この曲はヤング720のアマチュアフォークのコーナーで「さいとう まり」という人が歌っているのを覚えています。マリという名前だったので天地さん本人かと思っておりましたが 違う人だったのでしょうね。マリさんがデビューする前でしたのでてっきり思い込んでおりました。その時のテープもまだ持っておりますが声も似ているし・・・ 曲自体も好きでしたので時折聞いております。

Re: 小さな私

健太さん

貴重な情報をありがとうございます。
初めて聞く話でびっくりしています。

私の知っている情報は雑誌などに書かれていたものですが、真理さんが「ヤング720」に出演されたのは1970年の6月か7月で、その時は「遠くへ行きたい」を歌い、それがCBSソニーの中曽根ディレクターの眼にとまって、デビューのきっかけになったということでした。当然その時は本名の斉藤真理と名乗っていたと思います。
一方、「小さな私」は11月のヤマハの作曲コンクール(のちのポプコン)で藤田とし子さんが歌いました。この時、真理さんは“譜面歌手”として「OTHERWISE」を歌ったのですが、配られた楽譜集にあった「小さな私」に惹かれて、それがやがてデビュー曲「水色の恋」となります。CBSソニーの酒井政利ディレクターによると、中曽根ディレクターに声をかけられた真理さんはCBSソニーのオーディションを受けることになり、酒井さんなどの前で「小さな私」を歌ったようです。それがいつごろかははっきりは分かりませんが、12月に渡辺プロへの所属が決まる前のようですから、コンクールの直後にはこの曲を歌っていたということになります。

以上が私が知っている情報ですが、健太さんの聴かれた「ヤング720」はいつのことなのでしょう?雑誌の記事はあてにならないことも多いので、「遠くへ行きたい」ではなく「小さな私」を歌ったということはあり得ないことではないと思います。ただそうすると、11月のコンクール本番より前に参加曲を公開の場で歌うということはあまり考えられないので、それ以後とすると、CBSソニーのオーディションとの間が短すぎるように思いますし、時期的に無理があるように思います。
では別人か、というと、「さいとう まり」さんが2人いて、同じ無名の曲を自分のレパートリーにしているというのは、あり得ないことだと思います。
結局、健太さんが今も持っておられるというテープがこの謎を解くカギ、と言うことになりそうです。それを聴けば、何かわかるかもしれません。

ありがとうございます

テープには、「斉藤マリさんで、小さな私」というコメントがあり、その後ギターの弾き語りで曲が始まります、アレンジなのか曲調が微妙に違うような 記憶があります。もう一度聞いてみます。

リクエスト

健太さん,初めまして.
興味深いお話です.何度か出演したのかもしれません.
真理さんに直接お尋ねしたら一発解決でしょうけどね.

ファンの誰もが聴きたがると思います.よろしかったら何らかの方法で公開していただけないでしょうか.お願いします.

Re: ありがとうございます

やはり真理さんご本人ではないでしょうか。

そうだとすると前のコメントで書いたいろいろの謎はどうなるのか、よくわかりませんが、ともかく、健太さんのお持ちのテープは、いわば“国宝級”の歴史的なものである可能性が高いと思います。

ポプコンの「OTHERWISE」とどちらが先か、微妙なところですが、電波にのった真理さんの歌声の録音としては最初のものであることは間違いありません。

ぜひそのテープを大事にされて、機会あれば我々にもお聴かせいただけるとありがたいです。

出演時の歌詞です

さよならの ことばさえ いえなかったの
白雪姫みたいな 心しかないわたし
遠く去って 行く人に 涙だけが
ひとしずく ひとしずく とんでいくの

ひとりだけ 歩いていった あのひとは
白雪姫みたいな 愛を知ってるかしら

あのひとに さよならを 言わなかったの
さよならは お別れの ことばだから
あのひとに さよならを 言わなかったの
さよならは お別れの ことばだから
あなたのすがた あなたの声は
いつまでもわたしの 想い出に
ルールルー  ルールルー   「1分50秒」
 ヤング720出演のときの歌詞です。司会は大石吾郎サンだと声からは思います 。残念ですが何時の放送かはわかりません。
  ネットに一部でもアップいたしたいと思いますが方法がわかりません

Re:Re: 小さな私

私の持ってる数少ない資料から該当部分を抜粋します.
週刊明星48年38号から39号まで連載されたマンガを1976年9月25日文庫本化して発行したものです.
/*
ヤマハ音楽教室のタレント・コース ボーカル科に通いレッスンを受けるかたわら
夜は青山のスナック「モン・パル」で歌ったり
早大のフォーク・ソング グループとTVの「ヤング720」に出演したり……
そのころ好きでよく歌っていたのが「水色の恋」で
これは「ヤマハ作曲コンクール」で選外佳作になった曲を私が好きでギターで練習していたものでした
そして45年の秋「ヤング720」に出演したその直後のことでした
*/
以下,中曽根さん登場部分から省略します.

総合すると,直接のきっかけになった曲が「遠くへ行きたい」ということではないでしょうか?

mariminafan さま

mariminafan さま

早大のフォーク・ソング グループとTVの「ヤング720」に出演したり……
とありますが、聞くかぎりではソロでのギター弾き語りです。ギターはあまり上手くなかったみたいですね。

Re:Re:Re: 小さな私

重要ですので省略せず,もう少し続けます.
/*
リーン
……はい私 真理ですけど……
え!?中曽根さん?……あの私ぞんじませんが……
いや~~~TVに出ていたあなたを見たんですけどね
じつは あなたみたいな女性歌手をさがしていたんですよ
どうですレコード出してみませんか?
どこのどなたか知りませんけど私けっこうですから
ガチャン
──私 てっきり たちの悪いイタズラかでもなければ どこか三流プロダクションのタレントスカウトだと思ったんです
──それがじょうだんでないとわかったのはまもなくのこと……
その人CBSソニーの中曽根さんは毎日のようにきて 私に歌手にならないかとすすめ
ペコペコ (頭を下げてる絵)
中曽根さんの誠実さにひかれた私は歌謡界への道へ進むことを決心したのです
46年の2月から養成所でレッスンをうけ
5月には渡辺プロのタレントとして正式に契約
*/
以下,「時間ですよ」のオーディション部分から省略します.

「ヤング720」に複数回出てるのは確実で,そのなかで「小さな私」のときは単独出演だったのではないでしょうか.
きっかけになった曲が「遠くへ行きたい」なのか「小さな私」なのかについて等は,食い違っているので,結局よくわかりませんね.

Re: Re:Re:Re: 小さな私

さすがmariminafanさん、詳細な情報をありがとうございます。

私も自分の記憶で書いていましたので、もう一度出典を確認してみなければいけませんね。

ただ、昨日から、悪質な風邪(インフル?)で倒れてます。これだけ強烈な症状はしばらく経験がありません。
コメントの書き込みは受けられますが、返信は当面できないと思いますので、ご承知ください。

しばらく話題にならなかったので油断してました。
ネットで感染することはありませんが、皆様もうがい、手洗いをしっかりして予防してください。

それでは復活の日までおやすみなさい。

Re(5): 小さな私

私の手持ちの材料は,もうありません.
でも今回の健太様のように最近,貴重な資料が発掘されてますので目が離せませんね.

お体,お大事になさってゆっくりお休みください.

天地真理誕生の秘話?

mariminafanさん、健太さん、ひこうき雲さん

こんばんは。

天地真理の誕生以前のお話。興味深く読ませていただきました。

健太さんの音源、聴かせていただけると嬉しいですね。ひこうき雲さまが、Youtube にお詳しいので、お願いされるいいなと思います。

引き続き、皆さまのやり取りを、楽しみにお待ちしています。

スリーピー

復活しました

やっと復活しました、と言うところですが、実は2日前くらいには復活してました。症状はきつかったのですが、回復は早かったです。(病院で検査してもらったところ、インフルエンザではありませんでした)
さてそれで、いろいろ雑誌等調べてみました。そこで判明したのですが、諸説あると言うことです。
「720」出演については時期が明記してないものもあり、明記してあったものでは7月となっていました。渡辺プロとの契約は12月説と翌年5月説と両方ありました。12月とかいたものでは「内定」と表現しているものもあり、mariminafanさんの引用では、5月に「正式に」とあるので、2段階だったのかもしれません。「720」で歌った曲が「遠くへ行きたい」だったという資料は見つかりませんでした。しかし、たしかに見た覚えがありますから、またゆっくり探してみます。
というわけで、真相はまだ確定できませんね。

Re:復活しました

正確なことが分からなくても,実際に見聞きしてなくても,真理さんの青春時代が目に浮かぶようです.
でも健太さんのテープ聞きたいですね.
mp3にして,ひこうき雲さんにMailして頂くのがいいと思いますので,方法などもMailで御相談下さい.

整理

私の紹介した資料で
>そのころ好きでよく歌っていたのが「水色の恋」で
>これは「ヤマハ作曲コンクール」で選外佳作になった曲を私が好きでギターで練習していたものでした
とあるのは
>「昭和44年10月」ヤマハ音楽振興会主催「'70 作曲コンクール」に参加
となっている資料があることに関係しているのではないでしょうか.
そして,その原因は
>「昭和27年11月5日」
かもしれません.
また,自身が参加したと書かれてない等,詳しさ・正確さは不十分ですね.
結局こんな感じでしょうか

1969? TBSの視聴者参加番組「ヤング720」に早大のフォーク・ソング グループと出演?
1970.07 TBSの視聴者参加番組「ヤング720」に(ヤマハの友人と?)出演(遠くへ行きたい?)
CBSソニーの中曽根ディレクターの目にとまり,熱心にプロの道を勧められる
1970.10 ヤマハ音楽振興会主催「'70 作曲コンクール」
1970.11.05 ヤマハ音楽振興会主催「'70 作曲コンクール」本選
1970.11.?? TBSの視聴者参加番組「ヤング720」に(単独?)出演(小さな私)…健太さんのTape
1970.12 渡辺プロダクションに所属内定
1971.04 CBSソニーレコードと正式契約
1971.05 渡辺プロに所属

音源について

小さな私  ひこうき雲サンに一部ですが音を送るようにしました。
そのうちに皆さんのお耳に届くと思います、よければ皆さんの感想をお聞かせください。私は天地さんのコアなファンというわけでありません。当時はグループサウンズやフォークが好きでテレビやラジオからオープンリールテープに録音をしておりました、当時の物でのこっているものはそう多くはありませんが大袈裟に言えば奇跡的に残っていた物です。曲のよさとステキな彼女の声が消去を免れた原因かな。他にはヤアヤアヤング ヤング720 R&B天国 などの音が少々残っています。

Re:音源について

有難うございます.楽しみです.

反響は?

音源おくりました、皆さんがどのように聞かれるのか楽しみです、謎解きの材料になれば幸いです。オープンリールをもう一度探して何かのヒントになるものがないか探して見ます。

Re: 反響は?

健太さん 

ありがとうございました。
ただいま、皆さんに聴いていただけるように準備中です。もうしばらくお待ちください。

ひと足早く聴かせていただきましたが、とても興味深い録音です。お楽しみに。

幻の「ちいさな私」

健太さん,ひこうき雲さん有難うございます!

繰り返し聴きながら書いています.
「また,ご機嫌に歌って下さい」とあるので何曲か歌っているようですね.
OTHERWISEと同じ頃ですよね?ギャップがありすぎですが,「はい」の返事など,こちらの方が年齢相応でかわいく,デビュー後と共通する所も随所に残ってます.
でも,よく聴いたらOTHERWISEとの共通点もわかりますね.レコードのアレンジ,歌い方は森岡先生の影響なんでしょうが,「あのひとに…」など「時間ですよ」での弾き語りに片鱗は見られます.
それにしても,まさに国宝級ですね.

デビュー曲「水色の恋」

いつも楽しく拝見させていただいております。

私も真理ちゃんのファンの一人です。
先日の酒井政利さんのJポップの歩みも参加し、ヒット曲それぞれのコメント興味深く聞く事ができました。
勿論、1位は「水色の恋」でしたが特に細かなコメントはございませんでした。
真理ちゃんのルーツともいえる「水色の恋」が田上さん作詞、作曲ということは皆にしられていることですが、何故「水色の恋」原曲「小さな私」をデビュー曲にしたのか、真理ちゃんがコンテストで聴き気に入ったからということは分かりますが、新人のデビュー曲を素人(悪気はございません)が作った曲にするということは通常考えられないのです。いくら本人が希望してもそのようにはならないと思いますが、それとも単純にプロヂューサーが気に入ったのか?その部分分かるようでしたら教えてください。

Re: デビュー曲「水色の恋」

青鬼さん
はじめまして。コメントありがとうございます。

お尋ねの件については私も雑誌などで公表された事情以外にはわかりません。つまり、いろいろ候補をあげてみたが、どれもしっくりせず、結局真理さんが愛唱していた「小さな私」になった、という程度です。
酒井さんも参加していたソニーのオーディションでもこの歌を歌ったようですし、ソニーのスタッフにも結構強い印象があったのではないでしょうか。それから、真理さんはあまり強く自己主張する人ではなかったけれど、芯の強さはあって、他にあまり有力な曲がない状況の中で、この曲を歌いたいという気持ちを伝えていたのではないかと推測するのですが・・・。結局、真理さんの歌うこの曲がよかったから、という他ないのではないでしょうか。

いずれにしても、先日の酒井さんの講座でもファンが選んだ第1位になったということですし、ピアノやギター、サックスからオカリナまで様々なアレンジで演奏されたり、フランス語版もあったりで、真理さんのオリジナル曲の中でも最も多彩に展開され多くの人に愛される曲になっているのですから、デビュー曲をこの曲にしたのは間違いなく“正解”であったと言えますね。

ありがとうございます

早速のお応えありがとうございます。
真理ちゃんがオーディションなどで歌ってた「小さな私」があまりにもすばらしかったので、スタッフ間でデビュー曲は「小さな私」が暗黙の了解だったのかもしれませんね。こんなにすばらしい楽曲の数々を私たちファンは一人でも多くの人に、後世に残して行きたいですね。
また、もし機会がございましたら‘ファンのつどい’に田上さんを招いて「小さな私」のことをもっとお聞きしたいです。
これからもHP楽しみにしています。

Re: ありがとうございます

青鬼さん

>‘ファンのつどい’に田上さんを招いて「小さな私」のことをもっとお聞きしたいです。

そうですね、それはいいアイデアですね。
ほかにも縁のある方々をお招きするというのはいいですね。久世さんや安井かずみさんは亡くなってしまいましたし、森光子さんも無理でしょうが、森田公一さんとか、真理さんを見出した中曽根ディレクターなどからお話が聞ければいいですね。
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