Plaisir d'amor

以前、私が好きなソプラノ歌手ということで紹介したヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスの歌をYoutubeで聴いていたところ、次の動画を見つけました。



これは18~19世紀のフランスの作曲家マルティーニの『 Plaisir d'amor~愛の喜び』という曲です。お聴きいただいた通り平易なメロディーで歌曲としてはとても親しみやすいものです。普段クラシック音楽を聴かれない方でも「あ、聴いたことがある」という方も多いのではないでしょうか。私の記憶では高校の音楽の教科書に載っていて授業で習ったと思います。『愛の喜び』というタイトルや美しいメロディーから結婚式で使われることもあるようですが、原詞は失恋した男の嘆きの歌で、詞の言葉にぐっと感情移入して歌うと絶望的に暗い歌になる可能性もある曲です。ロス・アンヘレスはスペイン、バルセロナ出身で声や感性にラテン的な明るさがあり、この曲でも悲しみの中にもどこか希望も感じさせる歌になっていると思います。天地真理さんの資質にもそういうところがありますね。たとえば真理さんの歌う『サルビアの花』とか。

さて、この動画を見てロス・アンへレスのうたを聴きながら、横の関連動画を見ていたら、この曲をジョーン・バエズが歌っている動画がありました。「ジョーン・バエズも歌っているんだ」と興味がわいたので、早速見てみました。



実はこの曲はポピュラー歌手も結構歌っているのです。プレスリーの『好きにならずにいられない』も原曲はこの曲です。こちらなら結婚式でOKですね。それからナナ・ムスクーリも歌っていて、Youtubeにはバエズと2人で『花はどこへ行った』と『愛の喜び』を歌っている動画もあります。
ジョーン・バエズのうたはどうでしょうか。フォークのような素朴さもあり美しいですね。バエズ独特の(私流に表現すると)のどを震わせるような声が心に浸みます。

ところが、聴き終わってもう一度タイトルを見たとき、あることがひらめきました。
この動画のタイトルには<live in France, 1973 >とありました。1973年、フランスでのライブということから私の頭にひらめいたのはこの写真です。

バエズ

1973年、天地真理さんが初めてのパリ旅行で偶然パリにいたジョーン・バエズと会うことができ、握手をしてもらったという写真です。その時のことを「スター千一夜」ではこう語っています(4:20~)。「テレビ局に会いに行った」と言っていますから、この動画でのライブの終了後のことだと考えてほぼ間違いないと思います。

そう考えてこの動画を見ていると、40年という時間が消えて、今まさに、このスタジオの外に、憧れの人との対面に胸をときめかせている真理さんがいるような気がしてきます。


※リクエスト情報

FMしばたhttp://www.agatt769.co.jp/index.htmlから。

NHKFM「ミュージックプラザ」(月曜)2月9日は「真冬のリクエストスペシャル」、3月16日は「早春のリクエストスペシャル」です。他の日や特集に関係のないリクエストも可能です。
リクエストを出す時、「天地真理特集をお願いします」という要望を書き添えましょう。

NHKFM 2015年2月21日(土) 午後0時15分~9時00分は
 「今日(京)は一日”さだまさし”三昧」
です。
どういう構成かわかりませんが、真理さんによるカバーをリクエストしてみたらどうでしょうか。
  リクエストはこちらから

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