ドリームランド天地真理ショー
今日はクリスマス・イブ、そこでサンタさんからの贈り物があります。
1975年4月27日、横浜ドリームランドでの天地真理さんのショーのライブ録音です。音源は I さんからいただきました。
1975年と言うと真理さんは2月から約1か月間のパリ一人旅、中野サンプラザでの初リサイタル(4/19)、6月一か月間のミュージカル出演という大きな経験が続きました。その中で4月27日というと中野でのリサイタルの直後、シングルでは「愛のアルバム」を歌っていた頃です。(Youtubeでは少し前のTBS「モーニングジャンボ」(4/7)の様子が聴けます)
人気は少し落ち着いてきたが充実した歌手活動をしていた頃と言えます。
横浜ドリームランドは1964年に横浜市戸塚区に開園した大型遊園地です。“日本のデズニ―ランド”を目指し、そのデズニ―ランドの2倍の面積に遊園地のほかボウリング場、スケート場、ショッピングモール、映画館、ホテルまで備えていました。最盛期には年間60万人が訪れ、国内屈指のレジャー施設でしたが、交通アクセスの悪さや東京デズニ―ランドなど競合施設の増加によって経営が悪化し、2002年に閉園しました。
このショーの行われた1975年の頃は一番にぎわった頃でしょうか。
それではお聴きください。
①水色の恋 ②ひとりじゃないの 3:08~ ③恋する夏の日 6:14~
④恋の世界 8:37~ ⑤恋よまわれ 11:43~ ⑥若葉のささやき 14:10~ ⑦ちいさな恋 16:45~ ⑧空いっぱいの幸せ 19:08~ ⑨涙から明日へ 22:18~ ⑩我がよき友よ 25:15~ ⑪愛のアルバム 27:06~ ⑫虹をわたって 29:30~
音質はあまりよくありませんが、臨場感がありますね。大ホールのコンサートとは一味違った魅力がよく出ています。遊園地だけに小さな子供たちも多く、「真理ちゃ-ん」というかわいい声も聴くことができます。子供好きの真理さんも本当に楽しそうですね。
それぞれの歌も表情豊かですぐれていると思うのですが、それ以上にその場の雰囲気にのって生き生きと歌っているという感じですね。
「恋よまわれ」はジリオラ・チンクェッティのヒット曲ですが、真理さんは地声で歌っています。この頃「赤ちょうちん」なども地声で歌っていました。
驚いたのは「空いっぱいの幸せ」です。非常に軽く歌っています。可愛く歌っていると言ってもいいかもしれません。と言っても媚びた歌い方という意味ではありません。線が細く透明なうたなのです。真理さんのこんな歌い方は初めて聴きました。そう思って聴いてみると、次の「涙から明日へ」もそんなところがあります。この頃の他の録音でもこういう歌い方はしていないと思いますからこの時だけかもしれません。「真理ちゃーん」という可愛い声援がインスピレーションを与えたのでしょうか。
「我がよき友よ」は意外な曲のように思いますがぐんぐん盛り上がっていきますね。この頃の真理さんのショーの楽しさがしっかりと伝わってきました。
音源を提供していただいた I さん、真理さんの写真を使わせていただいたちっちゃい私さんにお礼申し上げます。
さて今年の更新は今回が最後です。今年も1年間ご覧いただきありがとうございました。
新年最初の更新は1月3日以降になると思いますが、お年玉を予定していますのでお楽しみに。
それでは皆様よいお年をお迎えください。
※リクエスト情報
FMしばたはhttp://www.agatt769.co.jp/index.htmlから。
NHKFM「ミュージックプラザ」(月曜)1月5日は「新春リクエストスペシャル」、12日は「大人の昭和歌謡」、19日は「北国の昭和歌謡」です。他の日や特集に関係のないリクエストも可能です。
リクエストを出す時、「天地真理特集をお願いします」という要望を書き添えましょう。
FM軽井沢「天地真理ミュージックコレクション」へは天地真理オフィシャルウェブサイトの「FM放送」へ。
アーカイブ(過去記事)へ 「空いっぱいの幸せ」へ
コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。
1975年4月27日、横浜ドリームランドでの天地真理さんのショーのライブ録音です。音源は I さんからいただきました。
1975年と言うと真理さんは2月から約1か月間のパリ一人旅、中野サンプラザでの初リサイタル(4/19)、6月一か月間のミュージカル出演という大きな経験が続きました。その中で4月27日というと中野でのリサイタルの直後、シングルでは「愛のアルバム」を歌っていた頃です。(Youtubeでは少し前のTBS「モーニングジャンボ」(4/7)の様子が聴けます)
人気は少し落ち着いてきたが充実した歌手活動をしていた頃と言えます。
横浜ドリームランドは1964年に横浜市戸塚区に開園した大型遊園地です。“日本のデズニ―ランド”を目指し、そのデズニ―ランドの2倍の面積に遊園地のほかボウリング場、スケート場、ショッピングモール、映画館、ホテルまで備えていました。最盛期には年間60万人が訪れ、国内屈指のレジャー施設でしたが、交通アクセスの悪さや東京デズニ―ランドなど競合施設の増加によって経営が悪化し、2002年に閉園しました。
このショーの行われた1975年の頃は一番にぎわった頃でしょうか。
それではお聴きください。
①水色の恋 ②ひとりじゃないの 3:08~ ③恋する夏の日 6:14~
④恋の世界 8:37~ ⑤恋よまわれ 11:43~ ⑥若葉のささやき 14:10~ ⑦ちいさな恋 16:45~ ⑧空いっぱいの幸せ 19:08~ ⑨涙から明日へ 22:18~ ⑩我がよき友よ 25:15~ ⑪愛のアルバム 27:06~ ⑫虹をわたって 29:30~
音質はあまりよくありませんが、臨場感がありますね。大ホールのコンサートとは一味違った魅力がよく出ています。遊園地だけに小さな子供たちも多く、「真理ちゃ-ん」というかわいい声も聴くことができます。子供好きの真理さんも本当に楽しそうですね。
それぞれの歌も表情豊かですぐれていると思うのですが、それ以上にその場の雰囲気にのって生き生きと歌っているという感じですね。
「恋よまわれ」はジリオラ・チンクェッティのヒット曲ですが、真理さんは地声で歌っています。この頃「赤ちょうちん」なども地声で歌っていました。
驚いたのは「空いっぱいの幸せ」です。非常に軽く歌っています。可愛く歌っていると言ってもいいかもしれません。と言っても媚びた歌い方という意味ではありません。線が細く透明なうたなのです。真理さんのこんな歌い方は初めて聴きました。そう思って聴いてみると、次の「涙から明日へ」もそんなところがあります。この頃の他の録音でもこういう歌い方はしていないと思いますからこの時だけかもしれません。「真理ちゃーん」という可愛い声援がインスピレーションを与えたのでしょうか。
「我がよき友よ」は意外な曲のように思いますがぐんぐん盛り上がっていきますね。この頃の真理さんのショーの楽しさがしっかりと伝わってきました。
音源を提供していただいた I さん、真理さんの写真を使わせていただいたちっちゃい私さんにお礼申し上げます。
さて今年の更新は今回が最後です。今年も1年間ご覧いただきありがとうございました。
新年最初の更新は1月3日以降になると思いますが、お年玉を予定していますのでお楽しみに。
それでは皆様よいお年をお迎えください。
※リクエスト情報
FMしばたはhttp://www.agatt769.co.jp/index.htmlから。
NHKFM「ミュージックプラザ」(月曜)1月5日は「新春リクエストスペシャル」、12日は「大人の昭和歌謡」、19日は「北国の昭和歌謡」です。他の日や特集に関係のないリクエストも可能です。
リクエストを出す時、「天地真理特集をお願いします」という要望を書き添えましょう。
FM軽井沢「天地真理ミュージックコレクション」へは天地真理オフィシャルウェブサイトの「FM放送」へ。
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