今日は一日“なつかしのアイドル”三昧

前回お知らせしたように、8月16日のNHKFMでは「今日は一日“なつかしのアイドル”三昧」という特別番組がありました。
詳しくは番組HP(少し下の方)をご覧いただきたいですが、約10時間にわたって1970,80年代のアイドルの歌を流し続けました。かかった曲は88曲、登場したアイドルは66名で私の全く知らないアイドルもたくさんいました。
そのなかで天地真理さんの歌はまず25曲目に「ひとりじゃないの」がかかりました。



リクエストは風花(「フーカ」と読まれてしまいました)と静岡県の「サタロウ」(茶太郎?)さんでした。
次に51曲目にゲストの吉村明宏さんの想い出の曲ということで「水色の恋」がかかりました。



吉村さんは真理さんのファンだったのですね。ちょっと一言多かったですが、松田聖子、中森明菜など80年代アイドルに親しく接してきた吉村さんが選んだ曲が「水色の恋」というのはうれしいですね。

ところで、“元祖アイドル”の天地真理さんが2曲では少ないと思っている人もいるかもしれないですね。私もそう思いますが、それでは曲数が多かったのは誰でしょう?
番組HPにプレイリストがありますからそれで調べてみると、山口百恵さんが4曲で最も多く、3曲がキャンディーズ、荻野目洋子、榊原郁恵、小泉今日子、松田聖子、太田裕美の6名、2曲が森口博子、うしろ指さされ組、沢田研二、田原俊彦、木之内みどり、薬師丸ひろ子、そして天地真理さんの7名でした。ただこの中にはゲストで生出演した人やその奥さんも入っていますし、「水色の恋」もそうですがゲストのリクエストでかかった曲もあります。映画やアニメの主題歌という特別コーナーや「3曲まとめてリクエスト」でかかった曲も含まれています。また、リクエストを出したのにかからなかった、と言っている人もいますから、リクエスト数がそのまま反映しているわけでもないようです。私は当日外出をしていて、本番は時々車の中で聴いたくらいでした。録音はしてありましたが、全部聞き直す時間は無くて、クミさんに教えてもらって真理さんのところだけ聴いただけです。したがってそれぞれの曲がどういう場面でかかったか、詳しくはわかりません。ただ、パーソナリティーの人が、天地真理さんは親の世代のアイドルと言っているように、現在番組作りに携わっている人たちは70年代というと実感覚がないのではないでしょうか。また、リクエストした人の年代は、私などと同年代の人はたぶん少なかったと思います。実際真理さんと同時代のアイドルでもアグネス・チャンさん、麻丘めぐみさんは1曲もかかっていませんし、真理さんとともに「アイドル」の時代を開いたとされる南沙織さんさえも入っていないのです。そういう意味では女性最年長の天地真理さんがここに堂々と2曲入っていることの方がすごいことだと思います。

※リクエスト情報

FMしばたhttp://www.agatt769.co.jp/index.htmlから。

NHKFM「ミュージックプラザ」(月曜)9月1日は「ノーイントロほぼノーイントロの昭和歌謡」、8日は「歌い出しが曲のタイトルで始まる昭和歌謡」、29日「名前の昭和歌謡」です。他の日や特集に関係のないリクエストも可能です。

リクエストを出す時、「天地真理特集をお願いします」という要望を書き添えましょう。

FM軽井沢「天地真理ミュージックコレクション」へは天地真理オフィシャルウェブサイトの「FM放送」へ。


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No title

70年代前半、日本のアイドル文化の創世記といっていいでしょう。確かに南沙織、麻丘めぐみ、浅田美代子、アグネスチャンといった当然入ってしかるべきと思う彼女たち、はいってませんね。ファンだったみなさん、がっかりだったでしょうね。「今日は一日“なつかしのアイドル”三昧」で1曲もかからなかったとなると。

真理さんと同じ年齢だと思いますが、あべ静江さんの『水色の手紙』(1973年)が14番目にはいってるぐらいですね。

このあとの世代から低年齢化して、歌唱力ではなく素人ぽさ、アイドルは見た目のかわいらしさと急展開していきますね。


ところで「真理ちゃんシリーズ」のDVD化、何とかならないかと思います。ここ数年で実現できなければ、永遠の闇に葬られてしまうのでしょうか。アイドル文化史上でも貴重な映像のはずですけどね。

Re: No title

しんりさん
コメントありがとうございます。

あべ静江さんと真理さんとどちらが年長だろうと調べてみたら、あべ静江さんは1951年11月28日生まれですね。したがって真理さんが23日早いということになります。ほんのわずかの差ですが真理さんが女性最年長というわけです。

それはともかく、真理さんの頃は歌手(あるいは女優)のなかで偶像的な魅力と人気を持った人が「アイドル」と言われると私は理解していたのですが、(その後あまりテレビも見なくなっていたので)ある時、まるで意味が変わってしまったことに気づきました。つまり「アイドル」という一分野があるということです。商店でいえば専門店化ということでしょうか。だから、その分野に属していれば誰でも「アイドル」と名乗れるようになったようです。
この番組での「アイドル」もそんな意味かな、と思います。

Re: Re: No title

しんりさん

申し訳ありません。スパムが入っていたので削除したところ、誤ってしんりさんの2番目のコメントまで削除してしまいました。大変失礼して申し訳ありませんが、これからもよろしくお願いいたします。

No title

わざわざご丁寧にありがとうございます。これからもいろいろと教えていただければと思います。

この手のアイドルには、小柳ルミ子や森昌子などの演歌歌手も入らないということでしょうね。演歌系のアイドル歌手という分類があってもいいと思いますが。
氷川きよしなどおばさんのアイドルとして一世を風靡したとおもいますが。

それでいえば、60年代後半から70年代フォーク、歌謡フォーク、ニューミッジック特集とかがあれば、森山良子、本田律子、イルカ、それに太田裕美とともに天地真理が取り上げられてしかるべきだし、とりあげられてほしいものですね。太田裕美は割と好きだった私が、そういう意味で天地真理に気づくのは、この年齢になってからですから^^

Re: No title

しんりさん
わざわざ入れ直していただいてありがとうございます。

「アイドル」というような言葉はかなりあいまいですね。小柳ルミ子や森昌子は当時は間違いなくアイドルだったわけですから入っていてもいいと思いますが、きちんとした定義がないので結局それぞれの主観であげているということでしょう。
フォークという言葉もあいまいですね。フォークを歌う歌手をフォーク歌手というなら真理さんもフォーク歌手ですね。「水色の恋」は元々素人作品でフォーク的な生い立ちですし、「ひとりじゃないの」は森田公一のアレンジで聴けばフォーク的ですよね。これも定義がはっきりしないので、「ポップス」と言うか「フォーク」と言うか、結局は「何となくそういう感じ」ということなのでしょうか?
だからそもそもあまりこだわることがないと(私は)思うのに、なぜか真理さんは「フォーク」という分野(“村”)ではほとんど評価されずに「アイドル」と分類されるのですね。
「言葉」(分類)にとらわれずに<うた>そのものを評価すべきだと思うのですが。

ジャンル・フリー

こんにちは、久しぶりにコメントさせていただきます。
昨今の昭和歌謡ブームの延長線上でしょうか、最近60~80年代の日本の大衆音楽をジャンルの括りにしばられずに再評価しようという動きが静かに現れつつあるように思います。

音楽評論家の富澤一誠さんは〈Age Free Music〉と称して、40歳以上の世代に向けてジャンル・フリーの音楽の聴き方を提唱しています。
富澤一誠の「俺が言う!」ブログ
http://tomisawaissei.blog72.fc2.com/blog-entry-360.html
5枚組 CD-BOX『大人の歌謡曲』(天地真理「水色の恋」所収)
http://www.um3.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=05955

同じく音楽評論家の湯浅学さん監修のロック/ポップス名鑑では、周辺の歌謡曲を含めて幅広くセレクトされており、天地真理さんのアルバム「水色の恋/涙から明日へ」も掲載されています。
『1966-1978 日本ロック&ポップス・アルバム名鑑』
http://musicmagazine.jp/published/rcex-201310jrpa.html
『1979-1989 日本ロック&ポップス・アルバム名鑑』
http://musicmagazine.jp/published/rcex-201402jrpa2.html

また編集者の馬飼野元宏さん監修のフォーク読本では、「フォーク歌謡」の項が設けられて天地真理さんも取り上げられており、「フォーク歌謡名盤」の項ではアルバム「空いっぱいの幸せ」が紹介されています。
「水色の恋」の原曲を真理さんが見出したことに触れて「フォーク調の同曲を選んだということ以上に「歌いたい歌を歌う」というフォーク・シンガーの精神が天地真理にも宿っていたことは興味深い」と述べ、「アイドル・ポップスとフォークを繋ぐシンガー」と評していることに、我が意を得た思いがしました。
『日本のフォーク完全読本』
http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do?pid=0639723

このようにアイドルやジャンルという先入観にとらわれずに音楽やアーティストと向き合うことで、天地真理さんを再評価する音楽ファンが増えてくれるといいですね。

Re: ジャンル・フリー

bellwoodさん
コメントありがとうございます。

私のようなポピュラー音楽の細かい分野に疎い者には、ポピュラー音楽ファンがどうしてそんなにジャンルにこだわるのかわかりませんでした。私などは「みんな<音楽>だろう」と思ってきたのですが、そんな聴き方が広がってきたということでしょうか。
おっしゃるように、レッテルではなく<うた>そのものに虚心に耳を傾ける、そういう聴き方が広がれば真理さんの<うた>の真価もおのずからわかってくるでしょう。
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