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ソニーさんへ

先日のライブトンネル、大盛況だったようですね。真理さんも登場されて参加されたみなさんは大満足だったのではないでしょうか。ライブトンネル自体も音響もよく珍しい曲もあってとてもよかったようですね。私も「木綿のハンカチーフ」などぜひ聴いてみたかったなあと思います。
ところで、これらの音源はどういうものなのでしょう?公的なものなのでしょうか?個人的なものなのでしょうか?きっといろいろな事情もあると思いますからその回答は求めませんが、今まで公になっていない音源がまだまだたくさんあるということですね。
公になっていない音源と言えば、「真理ちゃんシリーズ」など放送局にある映像や音源をぜひ公開してほしいという希望は以前から強くありました。私にも、Youtubeで公開されている個人所有の音源を所有者の了解を得たうえで音質をできるだけ向上させてCDにしてほしいという希望があります。著作権等難問だらけで難しいということはわかりますが、すばらしいライブ録音の数々を埋もれさせてしまうのはもったいないという気持ちです。
「真理ちゃんシリーズ」はプレミアムボックスでも一部DVD化されているわけですから、できないことはないと思います。その他の企画もどこまで可能か、ぜひソニーさんに本気で検討してほしいと思います。

天地真理さんは設立して間もないCBSソニーに初めてのオリコン1位をもたらし、その草創期を支えた最大の功労者です。今現役の人たちはそういうことを知らないのかもしれませんが、それなりの敬意を持ってほしいと思うのです。特に今年はデビュー40周年です。「3人娘」は出してもらえましたが、ぜひ何か未公開(未販売)音源(画像)のDVD化あるいはCD化を実現してもらえないでしょうか。

ただその場合、ソニーの立場とすれば需要がどれだけあるかということがカギになるでしょう。売れないものをつくるわけはないですから。そういう意味ではボールは私たちに投げ返されています。真理さんの人気がいまどの程度あるのか、それを示していく必要があると思うのです。
「ファンの力」で人気投票への投票を呼び掛けたのはそういう意味もあります。しかし、いまのところ900票弱というところですね。イッチーさんの呼びかけもあって、ここにきて票数が増加してきていますが日数、一日の投票回数を考えれば実人数はまだわずかですね。もちろん人気投票へのスタンスはいろいろですからこれが真理さんのDVDやCDに対する需要のすべてではありませんが、ちょっとさびしいですね。逆に、これだけの差を逆転して第1位をとりました、と言えればアピールになります。
私など業界の人に何のつてもありませんから、できることといえばこんなことだけです。それでもやらないよりはましだろうと思っています。
それぞれできることは違うと思いますからみんなが同じことをする必要もないのですが、真理さんにとってプラスになることをひとつでもしていきませんか。


先日の朝日新聞に次のような記事がありました。サムネイルをクリックして拡大して読んでください。
この人、私はよく知りませんが1970年生まれの人が真理ちゃん自転車を集めているなんて愉快ですね。


吉田豪002



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新3人娘

ソニーから「ゴールデンベスト新3人娘」が発売されました。40年目にして3人娘がそろったはじめてのCDです。このCDは1枚目がそれぞれのヒット曲、2枚目がフォーク名曲カバー集となっています。

1枚目のヒット曲集では、それぞれのデビュー(1971年)から1974年までのそれぞれ上位6曲が収録されています。真理さんはオリコン1位だけで5曲、それに「水色の恋」(オリコン3位)を加えると6曲になってしまいますからこれ以外選択の余地がありませんね。ルミ子さんも1位が4曲あり、このCDの収録曲の半分が1位、もう半分もほとんど2,3位ということで、当時の3人娘の人気のほどが分かりますね。

私は小柳ルミ子さんや南沙織さんのうたはテレビやラジオで聴いてきただけなので、あらためて音質の良いCDで聴いてみて、いろいろ発見もありました。

1枚目のヒット曲集については、小柳ルミ子さんはテレビやラジオで聴いていた印象より濃厚な表現ですね。まだこの頃はあまり濃くないと思っていたのですが、「私の城下町」や「京のにわか雨」にこんな泣き節があったとは思いませんでした。
また、南沙織さんはテレビなどでは分からなかった良さがありました。「潮風のメロディー」や「哀愁のページ」がこんなに良い曲だとは当時思っていませんでした。沙織さんにはほんとうに素直な影の無い明るさがありますね。

2枚目はフォークソング集ですが、とても興味深く聴きました。フォークソングと謳ってはいますがいわゆるニューミュージックに入れた方がいいものもあるし、筒美京平などのプロ作曲家の“フォーク調”のものも入っています。南沙織さんの歌っている曲はほとんどそういう曲で、歌い方自体もフォークというよりポップスという感じです。それは歌としては軽快でヴァイタリティーもあり、感じはいいのですがそういう意味での違和感もあります。

小柳ルミ子さんはフォークとしては重い表現が多いですが、巧みに歌っています。「神田川」などは実に見事だと思います。ドラマのように演出されたうたですね。ただ、最初に聴いた時はとても感心したのですが、2度目に聴くと作為が気になってきました。何度もくりかえし聴きたいという感じではなく、私の感覚とはやはり合わないところがあるようです。

真理さんの場合は、さらっと歌っていますから、最初聴くとそれほど印象は強くないかもしれません。しかし繰り返し聴けば聴くほど新鮮さが増し、心に浸みこんでくるのです。
私のイメージで言うとフォークには“風”が必要なのですが、真理さんの場合、流れるような“風”があり、それがはかなさとかやさしさ、あこがれになっているのではないでしょうか
結局、フォークはやはり真理さんが一番、というのが私の結論です。

ただ選曲については疑問があります。このCDで真理さんが歌っているのは「花と小父さん」「小さな日記」「涙から明日へ」「太陽がくれた季節」「サルビアの花」「冬物語」の6曲です。この選出基準は何でしょうか?どちらかというと、かつての真理さんの“イメージ”にとらわれているような感じがします。もちろんここに収録されている曲がよくないというわけではありません。いずれもその曲としてはベストと言っていいと思います。しかし真理さんにはもっとすばらしいうたがあります。たとえば「あの素晴らしい愛をもう一度」や「恋の風車」がなぜ入っていないのでしょうか?この二曲は真理さんによるカバーでも最高のものです。「ある雨の日の情景」もぜひ入れたいものです。吉田拓郎と同じ曲と思えないみずみずしいうたは彼女のオリジナリティの証明です。「告悔」などさだまさしの曲も入れたいですが、このCDでは1974年までのアルバムから選んでいるようですから見送るとしても、以上の3曲は絶対入れるべきものだと思います。もっと言えば、「涙は明日に」と「結婚しようよ」も入れたいですね。以上5曲に「涙から明日へ」を加えれば6曲になり、これが最高の選択と思います。

もちろん曲の評価はいろいろでしょうから異論もあるかもしれませんが、私がこういう対案を出したのはこういうCDを出すならファンの声も聞いてほしいと思うからです。このCDを製作したのはどういう人たちかわかりませんが当時からソニーにいる人ならともかく、むしろ40年来のファンの方がその歌手についてよくわかっていると思うのです。今後そういう機会があるかどうかわかりませんが、あるとすれば、ぜひそうしてより魅力的なものにしてほしいと思います。

最後に私も「新3人娘特集」をつくってみました。3人がそろって録音している「あなた」を3人で歌ってもらいました。しかしテンポもアレンジも違うので、つぎはぎのような感じになってしまいました。また音量レベルが若干バラツキがあり雑音もあります。あまりうまくできたとは言えませんが、それぞれの特徴は出ていると思います。お楽しみください。

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※ 本編の『恋人たちの港』(関連サイト紹介)を更新しました。ファンクラブ公式サイトを含め、最近また真理さんファンによるブログが増えています。私の把握しているだけで14あります(公式を除く)。ひと通り見るだけでも大変ですが、すごいことですね。


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ファンの力

真理さん主演の映画「虹をわたって」のニュープリント上映が実現したようですね。ひと頃は思ったより出足が悪く心配しました。私自身は行けるかどうかわからなかったので予約していなかったのですが、もし成立しないかもしれないという情勢であれば、行けなくてもいいから予約だけはしようという気持ちもあったのですが、杞憂でした。真理さんファンの底力ですね。

また、ほぼ同時に40周年祝賀会の申し込みも定員に達したようですね。私はこれも自分の予定がはっきりしないので申し込みをしてなかったのですが、間に合わなかったですね。いずれにしても行けない可能性も強いので、仕方ないと思いますが、ちょっと残念でもあります。でも、このことにもファンの皆さんの熱い想いが見られてよかったなあと思います。楽しく素敵な会になるよう祈っています。

ファンの力と言えば「女性有名人の人気投票」が決戦投票に移っています。昨年は最後の回で真理さんに1位をプレゼントできました。この人気投票についてはいろいろ疑問もあって、不自然な投票が行われているのではないかという声もあります。私もそう思って、管理人に掛け合い、とうとうケンカになってしまったということもありました。そこで最終回の投票はさぼっていたら、他のファンの方々ががんばってついに1位にしてしまったのです。このことについては新年の記事に書きましたのでご覧ください。不正があればやってもばかばかしいとか、たかがマイナーな人気投票とか、いろいろのご意見もあると思います。しかし、結果はともあれ、私たちの気持ちの表し方として、1年に1度でいい、みんなで目に見える形で力を合わせるということも意義のあることだと思います。
9月2日22時現在で1位は綾瀬はるかさんと深田恭子さんでともに353票、真理さんは4位で71票です。5分の一ですが、映画「虹をわたって」や祝賀会の参加数から基礎票を100人として、約5時間おきですから1日3回は投票可能とすると、たった1日でも逆転できないことはないのです。もちろんあくまで遊びですから、睡眠時間を削るような無理はしないでください。でも、もし1位を取れたらちょうど10月1日の祝賀会に披露できますね。

あきらめなければ、という意味でもうひとつ。
6月4日の記事で真理さんの歌う「オー・マリアーナ」を、この歌の故郷クロアティアに向けてYoutubeで発信した、と報告しました。
時々、どんな風に聴かれているか統計を見てきたのですが、クロアチアでの再生回数はずっと1日0~2回くらいで推移していました。ところが8月に入る頃から急増して(グラフ参照) 今日のところでは累積で137回になりました。まだまだ少ないですが、再生回数が世界中で1768回、内、日本が718回、クロアチアの人口441万人、1か月ごとの再生回数が6月が12回、7月が24回、そして8月が101回というデータを見ると、ブレイクしつつある、という感じがします。この動きがさらに広がっていくかどうか、もう少し見極めていきたいと思いますが、そもそも発信しなければ、クロアチアの人たちに日本の歌手Mari Amachiを知ってもらうこともできなかったわけですから、やらないよりやった方がいい、ということではないでしょうか。
グラフ

デビュー40周年もあと1カ月後ですが、祝賀会に参加する人もしない人も、それぞれができる形で真理さんの素晴らしさを語り広げていきましょう。



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