ひとりじゃないって(2)

 私がインターネットで真理さんのファンサイトを見るようになったのは2003年のテレビ出演の後でした。詳しくは『空いっぱいの幸せ』に書いてありますが、25年ぶりに真理さんのうたに再び出会い、ともかく真理さんの情報を得たいという衝動で検索しました。
 ちょうどテレビ出演後の誹謗中傷のあらしが少しおさまったがまだ余波が残っているという頃で、『SNOW WHITE』はすでに休止していましたし、私が初めてコメントを書き込んだ『はばたけ真理ちゃん』のBBSも執拗なアラシにあってまもなく閉鎖されてしまいました。それでも『夏を忘れた海』と『想い出の足音』が孤塁を守って、その後の数年間、ファンの砦となってくれました。

 転機となったのは2006年のプレミアムボックスの発売でした。これに伴いソニーが公式サイト『Love in Blue』を開設しました。私もその前からサイト開設の準備はしていたのですが、空家だらけの街のような状態で遅々として進んでいませんでした。しかしプレミアムボックスの発売が予告されてから何とかそれに合わせて開設しようと頑張りました。結果としてはまだまだ空家だらけではありましたが、スタートだけはさせることができました。
 このころからYoutubeに真理さんの動画が少しずつアップされてきました。それでも最初は小柳ルミ子さんや南沙織さんに比べると再生回数が半分くらいしかなく悲しく思ったことを覚えています。(今は逆に2倍くらいになっています)

 その後Youtubeの動画がだんだん増えてくる中で、2008年にはその動画を埋め込んだ『天地真理ものがたり』がスタートしました。これは実際に真理さんのうたを聴くことができるという点で画期的でしたし、ほぼ毎日という更新の速さでファンの幅を大きく広げてくれたと思います。

 こうしてファンサイト(ブログ)が次第に増え、Youtubeの動画もどんどん増えていく中で、“帰ってきた”元ファンを含め、新たなファンが次々現れ、それぞれ個性あるブログを作る動きが活発になってきました。

 「天地真理ファンの掲示板」は発足は早かったのですが、いつのまにか放置状態になっていたのをファンの方々が書き込みを続けて支え、幅広いファンが集う場になってきました。

 ブログでは2009年春に『水色の小さな人生』、冬に『もの想う季節』『太陽の恋人』(現在事情により休止中)が開設され、私も『空いっぱいの幸せ』の“別荘”のような形で『一杯のレモンティー』をはじめました。
 今年になってからも2月に『もういちど天地真理』、6月に『心の中の天地真理』、8月に『春の風が吹いてきたら』が次々と生まれ、従来あったブログに『天地真理コーナー』をつくられた方もありました。
 こうして今や12(休止中を除いて)のサイト、ブログが活動するようになってきています。
 
 こうしてふり返ってみると、小さな流れが、次第に大きな力強い流れになっていく、という実感があります。
 そういう流れをつくりだしたのはサイト・ブログの開設者・管理者だけではありません。読者の皆さんの活発なコメント、反応があったからこそだと思います。
 
 まさに「ひとりじゃないって すてきなことね」、これからもそれぞれの個性を生かしながら、力を合わせて行きたいものです。



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ひとりじゃないって(1)

本編の『空いっぱいの幸せ』を更新しました。

 今回のメインは<若葉のささやき>(各曲寸評)のアルバム「恋する夏の日」です。ちょうど季節もぴったり。何度も聴き直しながら書きましたが、聴けば聴くほど真理さん絶頂期の生命力があふれていて、ほんとうに魅力的なアルバムだとあらためて思いました。こういう<生きるよろこび>が湧きあがってくるようなうたを歌える歌手を私はほかに知りません。

 それから、<恋人たちの港>(関連サイト紹介)も更新しました。最近また次々と真理さん関連のブログができてきましたので、追加しました。
 また、『懐かしのアイドル』という、アイドルの公式サイト、ファンサイト(ブログ)を紹介、リンクしているサイトがありますが、その管理人さんから相互リンクの要請もありましたので、入れておきました。

 あらためて見てみると真理さんのファンサイト(ブログ)は私の数え方では15になりました。(内、3つは休止中。私のサイトとブログはそれぞれ1つずつに数えています)
 そこで、せっかくリンクを張ったので、『懐かしのアイドル』で他の人のファンサイトはどうなっているだろうかと見てみました。真理さんと同時代の人を中心に主な人のファンサイトを調べてみると、次のようになっていました。(公式サイトは除く)

 小柳ルミ子    1
 南沙織      2
 アグネス・チャン 4
 麻丘めぐみ    2
 浅田美代子    4
 キャンディーズ  8
 森 昌子     5
 桜田淳子     4
 山口百恵     12
(少し時代が違うが)
 ピンクレディー  9
 松田聖子     16
 
 
このサイトで紹介されている真理さん関連サイトは 10 ですが、その後できたものを入れて15とすると、同じ頃活躍した人たちの中で飛びぬけていることがわかります。真理さんファンはがんばっているなあ、とあらためて思います。

また、こういう真理さんファンサイトの隆盛をみると、6~7年前と比べ隔世の感があって感慨深いものがあります。

次回はそんな変化をつづってみたいと思います。



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小さい巨像

 本棚が一杯になって、入りきれない本がどんどん山積みになって床が見えなくなってきました。そこで先日、少し整理しようとしたところ、古い本が本棚の奥から出てきて、また読みふけってしまい、結局整理がつかないままになってしまったのですが、その中に『小さい巨像』(朝日選書)という本がありました。これは、週刊誌『朝日ジャーナル』で1973年1月~12月に連載されたものをまとめたものですが、その目次は次のようになっています。

巨像001
巨像002
巨像003
巨像004


 少し年齢の若い方には取り上げた<巨像>もその筆者もわからない人も多いかもしれませんが、当時を知る人が見れば、筆者は寺山修二、大島渚、手塚治虫、水木しげる等、当時、第一線で活躍していた人たちだということが分かります。この本は、そういう筆者たちが、戦後の各年代の青少年の心をとらえた、大衆のアイドルともいうべき存在を<小さい巨像>として論じたものです。

 取り上げた<巨像>を見ると、45テーマの内、小説・マンガ・映画・ドラマ、あるいはその登場人物(動物)を扱ったものが35テーマ(ただし、実際には分類しにくいものもある)で、実在の人物(動物)が10テーマです。「パンダ」は別として、実在の人物として取り上げられたのは、
  政治家が1名(「ケネディ」アメリカ大統領)
  冒険家が1名(「太平洋ひとりぼっち」太平洋をヨットで単独横断
          した堀江謙一)
  映画等製作者1名(「白雪姫」ウォルト・ディズニー)
  俳優3名(「コリン・リュシエール」、「ギターを持った渡り鳥」
        小林旭、「キューポラのある街」吉永小百合)
  歌手(ミュージシャン)は3名(組)で、
   ビートルズ、美空ひばり(「リンゴ園の少女」)
   そしてもう一人がわれらが天地真理(「水色の恋」)なのです。

 ここで真理さんがどのように論じられているかはここではふれません。簡単に言うと、ファンからすれば納得のいかない内容かもしれません。『朝日ジャーナル』はいわば硬派の雑誌でしたから、他のテーマもそうですが、少しひねって論じられています。しかしそれについては別の機会、あるいは本編の話題にすることにします。(こういう宿題がどんどん増えて困りますが)
 ともかく、この顔触れを見たとき、当時の真理さんの存在の大きさが分かると思います。いわば、大衆の文化史に一時代を画した存在であったということです。1973年という年は真理さんが最も輝いていた年です。その輝きが、このような硬派のジャーナリズムにも、時代の象徴として論じられることになったのです。 




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