FC2ブログ

「パワフル 天地真理」

今日11月5日は天地真理さんの誕生日です。毎年この日には特別の企画をしてきましたが、一昨年は<歌手・天地真理>をアピールする動画シリーズの構想とそれに基づく試作をブログ内で公開しました。しかしそれはあまり良い評価を得らなかったため、構想を組み直し、昨年の11月5日に「空前のアイドルへの道」と「フォーク歌手天地真理」①を一般公開しました。しかしこの頃はブロックが厳しくすぐにブロックされてしまいました。他の動画もかなりブロックされていましたから、このシリーズの継続は不可能とあきらめていました。ところが7月に「フォーク歌手・天地真理」①②がいつのまにか復活していたのに気づき、10月1日に「空前のアイドルへの道」を再度一般公開しました。この動画はかなり人気を集め、アクセス数は1か月ほどで3万回を超えています。(※)そしてそれにつられるように「フォーク歌手・天地真理」①②もアクセス数が伸び、①は2万回を超え、②も7000回を超えています。
そこで「歌手天地真理の魅力を探るシリーズ」をさらに前へ進めたいと思い、11月5日公開を目標に第4弾「生命の躍動」の制作に取り掛かりました。そして一応は完成したのですが、自分としてはあまり満足できるものにはなりませんでした。この回は私にとっては天地真理さんの<うた>の核心と言ってよい特徴を取り上げているのですが、説得力が足りないように思うのです。そこでこれはもう少し改良を続けることにしました。しかしそうすると11月5日には間に合わなくなるので代わりに”番外編”をつくり公開することにしました。”番外”というのはこのシリーズの最初の構想には入っていないという意味です。それは「パワフル天地真理」と名付けましたが、一連のヒット曲から多くの人がイメージする<天地真理>とは違ったパワフルでダイナミックな歌唱を特集したものです。ご覧ください。



すでにYoutubeで公開しているものが2曲ありますし、このブログをお読みの皆さんにはこのような真理さんの歌唱もおなじみでしょうが、Youtubeでは「初めて聴く」という人も多いと思いますから、真理さんの多彩な魅力を知ってもらえればと思っています。
いつものことですが、検索の上位に来るように、皆さんのご協力をぜひお願いします。

※)「空前のアイドルへの道」は検索のかなり上位に出ていましたが、最近では出てこなくなりました。アクセス数は増えているので、どうして消えてしまったのか不思議です。お分かりの方があれば教えてください。



   アーカイブ(過去記事)へ 
     ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ

コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。

A I 天地真理

皆さんは9月29日に放送されたNHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」をご覧になったでしょうか?
AIで美空ひばりの歌を学習させ新曲を本人が歌っているように歌わせようという企画です。放送に先立って朝日新聞が詳しい記事を載せていましたので拡大してご覧ください。
AIひばり記事補正小

私は元々美空ひばりさんには興味がないのですが、この記事を読んでその新曲を聴いてみたいと思いました。というのは、この技術を使えば「A I 天地真理 」も可能なのではないか、と思ったからです。もちろん真理さんはお元気ですが、これなら全盛期の声で新曲や歌ってほしかった曲のカバーを聴くことができるのではないか、と思ったからです。
では実際どの程度に美空ひばりさんの歌唱が再現できたのでしょうか、次の動画をご覧ください。



いかがだったでしょうか?映像の方はもう一つでしたが、うたは予想以上のできでした。事情を知らないで聴いたら本人のうただと思ってしまう人が多いのではないでしょうか。もちろんよく聴くとひばりさんに比べてちょっとスマートすぎるとか、違いはありますが、一応許容範囲ではないかと思います。
ただ朝日の記事でも指摘されているように、こういう試みには倫理的問題もありますね。美空ひばりさんは亡くなっているのですから、断りもなしに勝手にこういうものをつくっていいのか、と言った問題です。まして真理さんは今もお元気なのですから、なおさら難しい問題だと思います。
しかし、それでも「A I 天地真理」を聴いてみたいという抑えがたい想いもあります。

※映画「めまい」の真理さん出演部分がさくら貝掲示板で見られます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
真理さんとは関係ありませんが、私の趣味でもう一つの話題です。
ソプラノ歌手佐藤しのぶさんが亡くなられました。
佐藤しのぶさんを初めて知った時の衝撃はわすれられません。深々とした美しい声、スケールが大きく豊かな表現力、そして華やかで堂々とした舞台姿を兼ね備え、まさに日本のオペラ界が100年待ち望んだプリマドンナでした。
61歳あまりにも若く信じられませんが、ご冥福をお祈りします。



※訃報をもう一つ。
イラストレーターの和田誠さんが亡くなられました。洗練されていながらあたたかくほのぼのとする作風でした。真理さんのイラストも素敵ですね。
和田誠サンケイ表紙

〈次回更新は11月5日になります〉
※パソコンを移動するためしばらく使えません。コメントの返信も遅れるかもしれませんのでご承知ください。

   アーカイブ(過去記事)へ 
     ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ

コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。

「空前のアイドルへの道」公開

今日10月1日は真理さんのデビュー記念日です。
少し更新の間があいてしまったのは、この日に合わせるためでした。
昨年のこの日は「歌手天地真理さんの魅力を探るシリーズ」のスタートとして「空前のアイドルへの道」を一般公開に先駆けてこのブログに限定公開しました。しかしその後限定公開でもブロックされてしまい、一般公開はあきらめざるを得ませんでした。ところが、やはりブロックされていた「フォーク歌手 天地真理」①②がいつのまにかブロックが解除されていたことはすでに報告したとおりです。
復活からから4か月ほど経ちましたが、この間の視聴状況を見ると、爆発的とはいえないまでも確実にアクセス数は伸びているようです。特に①はブロックされる以前も多かったのですが、現在16000に近づいています。Youtubeで「天地真理」で検索すると、日によって違うものの、かなり上位に出てくることも多くなりました。②は初めから多くはなかったのですが、それでも現在3800ほどになっていて特に復活後が1350ほどなので率からいえばかなり多いと言えます。皆さんのサポートもあって少しずつですが「歌手 天地真理」への認識も進んでいるのではないかと思います。
さて、これまでのところこの2つの動画がブロックされていないので、このシリーズをさらに進めていきたいと思います。まず、本来は最初に公開するはずだった「空前のアイドルへの道」を公開することにしました。この動画はヒット曲を網羅しているのでブロックが心配なのですが、とりあえず限定公開にしてみたところ今のところブロックされていませんので、本日一般公開に切り替えました。これで少し様子を見たいと思います。やはりアクセス数が伸びなければ検索にかからず目立ちませんから、皆さんにも前2作に増してサポートをよろしくお願いします。





   アーカイブ(過去記事)へ 
     ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ

コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。

真理さんの初出演映画

ちっちゃい私さんのツィートで知りましたが、先頃「愛ってなんだろ」を放映してくれた<衛星劇場>で、「めまい」という映画が10月に放映されるようです。詳しい日程はHPをご覧ください。
「めまい」という映画は1971年の斎藤耕一監督の作品で、当時ヒットを連発していた辺見マリ主演の歌謡映画です。この映画についてはこちらで詳しく知ることができます。
実はちっちゃい私さんも触れておられるように、この映画は天地真理さんが初めて出演した映画なのです。もちろんデビュー前で「斉藤マリ」の名で出ています。どんな役かはネタバレになるのでここでは触れませんが、いわゆる”ちょい役”で本格的な出演というわけではありません。どうしてこの映画に出ることになったのかというと、女優天路圭子さんとの関係について触れなければなりません。

真理さんと天路圭子さんの関係については塩崎雪生さんの天地真理研究書「氷の福音」に詳しく述べられています。(第14章 ちいさなアクロバット  170ページ~)  お二人は、真理さんが高校を卒業しヤマハのヴォーカルスクールで学んでいた1970年の夏、成城の友人の洋品店を訪れた天路さんが客として来ていた真理さんを見て「なんてステキな笑顔」とすっかり惹かれ喫茶店に誘ったのが始まりだったようです。その後、真理さんは天路さんの誘いを受けて天路さんの経営するスナック『モン・ルポ』でアルバイトを始めます。時にはギターを弾きながら歌を歌っていたようで、「小さな私」(「水色の恋」原曲)はお客も一緒に歌うほどだったそうです。さらに、帰りが遅くなること、座間の自宅は遠かったことから、天路さんの計らいで天路さんのマンションでもう一人の同僚と3人での共同生活をおくることになります。天路さんのスナックは会員制で会員には芸能関係者が多く、天路さんはそうした人脈も生かして真理さんにビクターとCBSソニーのオーディションを受けさせ、両方とも合格したのでより熱心だったCBSソニー入りを決め、さらに中曽根ディレクターを介して渡辺プロに入れることになりました。まさに芸能界入りの道筋をつけてくれた恩人ですね。(※)
【「氷の福音」は塩崎研究所で販売しています。メールは
 shiolabo@yahoo.co.jpです。私の紹介記事はこちらです。】

では映画「めまい」とどういう関係があるかというと、この天路圭子さんは斎藤耕一監督の奥さんで、ご自身も出演していたのです。そういう関係で全く素人の真理さんがこの映画に出ることになったのです。(なお天路さんの本名は監督と同じですから「斎藤」だったので、お客などには真理さんを姪と紹介していたようです)
天路さんと真理さんとの関係は当時の週刊誌も報じていましたが、渡辺プロの公式の経歴では全く触れていないので、ファンの人でも知らない人は意外と多いのではないでしょうか。お二人はデビュー後はほとんど会わなかったようですから、芸能界の複雑な事情があったのかもしれません。それだけにこの映画は歌手を目指して様々な努力をしていた真理さんの当時の姿を垣間見ることができる作品と言えるかもしれません。
また、この映画にはスクールメイツのメンバーとして後のキャンディーズの田中好子さんや藤村美樹さんの顔も見られるようで、主役の辺見マリさんがいわゆるお色気歌謡でヒットをとばし、”大人”がヘゲモニーを持っていた当時の歌謡曲を代表するとすれば、わずか1年後、この映画の端役である真理さんやキャンディーズが一線に躍り出て、歌謡曲のヘゲモニーが若者へと移行していったことを考えると、実に興味深い映画と言えます。
私もこの映画は見たことがないのですが、なかなか見る機会がないと思いますから、見られる環境にある方はご覧になってみてください。

※渡辺プロが公式に発表している経歴では、TBSの「ヤング720」に出演して歌う真理さんをテレビで見たCBSソニーの中曽根さんが真理さんに電話をしてきたのが歌手デビューのきっかけとしています。 すると天路さんの話とは矛盾するように思えます。実際はどうだったのでしょうか?


   アーカイブ(過去記事)へ 
     ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ

コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。


それは全て聴き手にゆだねるべき

私の地元紙に秋川雅史さんのインタビュー記事が載っていました。その中に興味深い話がありましたので紹介したいと思います。
秋川さんは国立音大卒の声楽家ですが、2006年に「千の風になって」が大ヒットし紅白にも出場、クラシック歌手としてははじめてミリオンセラーを記録しました。したがって、クラシックになじみのない方でもご存知の方が多いと思います。
このインタビュー記事の中で私が興味をひかれたのは、次の部分です。

 歌い手としての信条は、曲や歌詞の内容に感情移入しないこと。クラシックの世界は作曲家至上主義の側面があり、詞の内容よりメロディーや響きを重要視する。亡くなった人が残された人に語り掛ける歌「千の風になって」が大きなヒットとなりましたが、歌い始めた頃は、詞の内容については思い巡らせていませんでした。
 その後、コンサートでこの歌を披露すると、聴衆の皆さんが涙を流す場面に出くわすようになった。そこで初めて音楽における詞の意味の大きさを学びました。だからといって、歌詞に重きを置いて表現しようとしているわけではありません。歌い手としては、詞の解釈を一つに特定してはいけない。それは全て聴き手にゆだねるべきです。
 美空ひばりさんや中島みゆきさん、北島三郎さんなど、さまざまな歌手の楽曲のカバ-にも挑戦してきました。歌う時には楽譜で曲を覚えることを心掛けます。クラシックと同じ手法で練習し、原曲を聴き過ぎない。クラシックの魅力やかっこよさを、歌謡曲の中でどう生かせるか。そうやって心掛けていることがカバーするうえでの挑戦です。

秋川さんの言っていることを具体的に知るために秋川さんと布施明さん、五木ひろしさんが共演している動画を見たいのですが、埋め込みができません。Youtubeで聴いてみてください。

3人3様ですが、布施さんは秋川さんの声量に対抗しようとしたのかずいぶん力んでいますね。布施さんらしくない粗い表現になってしまったのが残念です。五木さんはまさに「感情移入」の典型ですね。いわば”泣き節”です。「演歌」という通り芝居がかっていて、聴き手に特定の感情を指定してしまう歌い方です。こうして比較して聴くと秋川さんの「聴き手にゆだねるべき」ということの意味がよくわかりますね。

さて、私がここでこの記事を取り上げたのは、秋川さんが語っている表現方法が天地真理さんの表現方法ととても近いと思ったからです。真理さんも子供のころからピアノを学び、国立音大付属中高でクラシックの教育を受けました。真理さんはその後、独自にフォークの歌い方を工夫したり、ヤマハのヴォーカルスクールでジャズ歌手マーサ三宅さんの指導を受けたりして表現の幅を広げていきましたからクラシックの表現法そのものではありませんが、基本には秋川さんが言う「クラシックと同じ手法」があったと私は思います。「楽譜で曲を覚える」とか「原曲を聴き過ぎない」というのはまさに真理さんのカバーに臨む方法ですし、それがオリジナルにとらわれない真理さんのカバーの自由さを生んでいると思います。
また歌詞の扱いについても共通のものがあるように思います。私は真理さんのうたも音楽優先だと思っています。もちろん真理さんは歌詞も大事にしています。言葉の一つ一つの表情を誰よりも大事にしていると言ってもいいと思います。ただその表情の付け方が「ストーリー」にしたがってではなく、何よりも音楽それ自体の必然性、つまり音楽の自然な流れに沿って個々の言葉の表情が生まれていると私には思えます。もし真理さんが歌う「千の風になって」の録音があったならそれを確かめることができるのですが、そのかわりに「聴き比べ」シリーズの中から「あなた」を紹介しておきたいと思います。何となく真理さんの「千の風になって」も想像できるような気がします。


   アーカイブ(過去記事)へ 
     ホームページ「空いっぱいの幸せ」へ

コメントは掲載までに多少時間がかかることがあります。しばらくお待ちください。
プロフィール

ひこうき雲

Author:ひこうき雲
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QRコード